BIGBANG SOL、人々を魅了する“GOOD BOY”としての姿 深い愛情を持つグループの精神的支柱に

BIGBANGとファンをつなぐ自然体のファンサービス

 深い愛情は、もちろんファンに対しても変わらない。『BIGBANG MADE』には、アルバム『MADE SERIES』のプロモーションに向けた撮影をした香港ロケで、集まってしまったファンに「I’m sorry.I love you.」と繰り返し声をかけ、場所を移動してもらえるようにとお願いをするSOLの姿が。

「普段は撮られてもいいけど、新アルバムのコンセプトや衣装などが流出すると困るので。ファンに直接お願いしたんです」

 そう振り返る表情もとてもフラット。だが、そんな真摯な対応にファンもアルバムの発売日まで撮られた写真をが流出させることはなく、「僕の頼みをみんなが聞いてくれた」と嬉しそうに語っていた。

 また、ワールドツアーのマカオ公演では、中国語の歌「月亮代表我的心」をアカペラで披露するなど、地元のファンに寄り添う。さらには、着ぐるみ姿でファンと直接触れ合ったことも。そんなSOLのファンサービスを、D-LITEは「性格上、僕にはできません。SOLは自然体でファンと交流できるんです。ファンはとても喜ぶし、それがグループ全体のいい印象として残るのでありがたいです」とリスペクトしているという。「できる限りのファンサービスをしたいですし、僕たちにとってもいい思い出になる」という言葉が、“相手に愛情をかける=彼自身の喜び“という彼のスタンスをよく現している。

 兵役を終えたSOLは待ってくれていたファンに、「帰ってきたベベ」というお菓子を配ったという。SOLの本名・ヨンベからきたニックネーム「ベベ」とかかっているネーミングのお菓子という遊び心。そして、一度販売が終了していたお菓子の“カムバック”ということで、「帰ってきた」がついているそう。その機転が利いたプレゼントにファンは大喜び。その後、チャリティイベントに参加したファンにも「帰ってきたベベ」と共にたくさんのプレゼントを贈るなど、ニクい演出が続いている。エンターテインメントとは、突き詰めれば見る人をどれだけ幸せな気持ちにさせていくか、という仕事。これほど周囲の人に愛情をかけ、喜ばせたいと願うSOLなら、これからも必ずや“童話のような夢”を見せてくれるに違いない。

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