香取慎吾がプロデュースする“歌手”としての自分 初のソロコンサートは進化を見届ける場に

 「アイデアが浮かばなくてどうしようってことはないんですよ。でも……」先日、雑誌『JUNON』(5月号、3月21日発売)に登場した香取は、絶賛準備中のソロコンサートについて語っている。「今まで自分が見たり聞いたりしてきたものがヒントになっている」という香取は、そのアイデアの引き出しが尽きることはないというが、「でも、ひとりかひとりじゃないかってめちゃくちゃ大きくて」と率直な思いを吐露していた。

 これまで、2人、3人、4人、5人と人数を活かして構成してきたからこそ、自分ひとりのコンサートを考えても、瞬間移動できる超能力者でなければできないような演出になってしまうのだそうだ。さらに、ソロアルバムに収録された12曲(およそ44分ほど)という限定された曲数に対して、さいたまスーパーアリーナという巨大なステージを埋める難しさにも直面しているという。

 だが、きっと彼ならそんな数々の課題をも楽しんで「その手があったか」という形に昇華して見せてくれるのではないだろうか。いつも私たちの想像のちょっぴり先を走り、楽しそうに披露する香取。そんな彼の進化を見届けるのは、実に刺激的だ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる