欅坂46 守屋茜、後輩から憧れられる要素とは? グループに華を添える多面的な魅力に迫る

 先日の『欅って、書けない?』(テレビ東京)では、緊急と題して守屋茜と二期生の仲を深める企画の前編が放送された。前週のバレンタイン企画で二期生から義理チョコすら貰えなかった守屋。両者の溝を埋めるべく、二期生のいる控え室に潜り込んでスタジオからの様々な指令を遂行していく様子は痛快だった。番組で“軍曹”と呼ばれることもある彼女は、たしかに近寄りがたいイメージがあるかもしれない。しかし、後輩から憧れられる要素や慕われるべき点は多い。今回はそんな彼女の魅力に迫ってみよう。

欅坂46『黒い羊』(TYPED)

 守屋は“あかねん”の愛称で親しまれ、欅坂46の副キャプテンを務めている。また、あらゆる場面で勝ちにこだわる姿勢から“軍曹”、あるいは“鬼軍曹”の異名を持つ。たとえば、昨年放送された同番組の企画「2期生が失敗したら1期生がプールに飛び込んだ!」では、徐々に勾配が強くなっていく大型すべり台から一期生が次々に転げ落ちていくなか、彼女だけほぼ垂直の70度まで傾いた坂道を耐え抜くという底なしの根性を見せている。

 しかし、そんな“軍曹”のイメージとは裏腹な一面もある。強気な反面よく涙を流す、意外と繊細なハートの持ち主なのだ。ロケをかけた秋の大運動会企画では、自分のチームの負けが決まると「(ロケに)いつになったら行けますか」と大号泣。そこまで泣くかとMC陣や現場スタッフも笑ってしまうほど声を出して泣いていた。そして一転、念願のロケではハイテンションで目一杯仕事に専念する。その何事にも全力で、ピュアな性格が彼女の魅力だろう。所詮バラエティだからと気を抜かず、負けず嫌いで目の前の課題に本気で取り組む。それは、ある意味最もアイドルに必要な姿勢だ。

 学生時代はテニス部に打ち込んでいたため、運動神経も良く、声がよく通るためライブでは客席を煽ることが多い。そのためメンバーのテンションを上げたり、周りを奮い立たせるグループの“カンフル剤”的存在とも言えるだろう。口数の少ない、静かなタイプの多い欅坂46では貴重なキャラクターだ。

 また彼女は、美容や健康への意識が高い。自身のブログでオススメの美容アイテムを紹介したり、番組でも豊富な知識を披露したことがあった。雑誌『anan』では美容について連載中で、その意識の高さは“妖怪無添加探し”とイジられるほど。8枚目のシングル『黒い羊』に収録された特典映像「KEYAKI HOUSE」では、お手軽スムージーを作ってメンバーに振る舞う様子も見受けられた。欅坂46の美容担当とも言えそうだ。

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