ブラック・アイド・ピーズ、「RITMO (Bad Boys For Life)」チャート上昇中 ヒットの要素揃い復活なるか
そして今回の「RITMO (Bad Boys For Life)」が映画『バッドボーイズ』シリーズ最新作、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020年1月全米公開、日本公開は同年1月31日)に起用されることもヒットの可能性を秘めた大きな要素。ウィル・スミスとマーティン・ローレンスのコンビによるこのシリーズでは、1995年の1作目からは日本でも大ヒットしたダイアナ・キング「Shy Guy」が最高13位、2003年の2作目『バッドボーイズ2バッド』からはネリー、Pディディそしてマーフィー・リーによる「Shake Ya Tailfeather」が首位獲得というように、米ビルボードソングスチャートで結果を残しているのです。
現在公開されている最新作の予告編では「RITMO (Bad Boys For Life)」はまだ使われてはいませんが、MVでは、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスのシーンが挟まれており、「RITMO (Bad Boys For Life)」が映画のタイアップであることが解ります。
「RITMO (Bad Boys For Life)」のSpotifyデイリーチャートをみると、J・バルヴィンの出身地であるコロンビアではリリース後間もない10月21日に首位を獲得し1カ月近く首位をキープ。世界全体では11月16日付で現時点での最高位となる6位に達しています。アメリカではこれまでのところ76位が最高位であり他国に比べれば動きは鈍いのですが、SNSでのシェア回数を示すバイラルチャートではトップ10入り。日本でもバイラルチャートで50位以内に登場していることから、映画の盛り上がり如何ではSpotifyをはじめ、総合ソングスチャートでもヒットする可能性は高いでしょう。これをきっかけにThe Black Eyed Peasがチャート上でも復活を果たすことが出来るでしょうか。
■Kei
チャート愛好家。青森県弘前市のFMアップルウェーブ『わがままWAVE It's Cool!』(毎週日曜17時)スタッフのひとり(DJネームはブレストコナカ)。音楽/ラジオに関するブログ【face it】を日々更新中