福山雅治、石田ゆり子らと“幸せ”について考える 「人を思って生きること」
福山らは旅の終わりに、今日の“言葉”を歌にしていく。歌のテーマ決めに福山は「一番いいなと思ったのは、思う人がいる。思い人がいるということは幸せなことなんだということ。ドライブ、旅ということで言うと、思い出す情景とか人とか、甘酸っぱさみたいなものがあると思うんですよ」と提案し、石田も「切ない距離があっても、お互いの心の中にいるという喜びの辺りに焦点を」と返答。リリーは「なんなら、『マチネ』のエンディングでかかっててもしっくりくるねっていう風になれば」とコメントし、方向性はバラードへと進んでいった。
「私の向かっている町にはあなたはいないんですよ。会えなくて違うところにいてて、でも最後に虹がかかっていて。私のいる町には虹がかかっていて、あなたのいるところにも虹がかかっていて繋がっているといいな」という大まかな物語を福山が説明し、テーマは「遠く会えない男性を想う女性のこころ」に決定。旅の出来事を歌詞に当てはめていき、福山の作曲のもと、旅の即興オリジナルソング「半分の虹」が完成した。
(文=向原康太)