AKB48 矢作萌夏が卒業発表 グループに残される“次世代エース”育成の課題

 AKB48でも圧倒的な存在感を放っていた矢作。彼女が卒業することで、AKB48にはどのような課題が残るのだろうか。同氏はこのように語った。

「矢作さんは、2020年2月1日の握手会で卒業となりますが、グループとしては年内で活動終了。これが指し示す意味は、おそらく『NHK紅白歌合戦』(NHK総合/以下、紅白)でしょう。これまでを振り返ると、『紅白』をもって活動を終了しているメンバーは多くいます(2016年で島崎遥香、2017年で渡辺麻友)。つまり、『卒業発表したメンバーが最後に出演する番組』という話題性があったわけです。昨今のAKB48は様々な問題があり、かつシングルもなかなか発売できていない状況でした。そんななか満を持してリリースされたのが、矢作さんをセンターに据えた『サステナブル』。今年、AKB48は『サステナブル』で『紅白』出場を目指すことになるでしょう。局面に立たされた彼女たちが今年、そして来年以降『紅白』に出場できるのか気になるところです。また、矢作さんが卒業したことでもう一度“期待のホープ”となる存在を探さなければならないのは、グループにとっての今後の課題となるでしょう」

 矢作のアイドルとしてのポテンシャルに期待を寄せていたファンも多かったことだろう。“矢作不在”となるAKB48から次世代エースは生まれるのだろうか。AKB48の活動に今後も注目していきたい。

(取材・文=北村奈都樹)

関連記事