DREAMCATCHER、ステージで示した未来の兆し “悪夢ストーリー”完結したショーケースライブ

DREAMCATCHER、日本1stALショーケースライブ

 華麗なハードロックと悪夢コンセプトの融合で独自のスタイルを築いたK-POPガールズグループ・DREAMCATCHERが9月12日、東京・マイナビBLITZ赤坂で日本1stアルバム『The Beginning Of The End』リリース記念ショーケースライブを開催した。彼女たちがこれまで見せてきた悪夢にまつわるストーリーをどのようなパフォーマンスで締めくくるのか、そして新たな展開はどうなるのか。期待と不安が交差する中、注目のステージが幕を開けた。

 ライブはドラマチックなBGMとメンバー紹介の映像でスタート。7人のメンバーがゆっくりと現れると、客席からの声援が一段と大きくなる。1曲目は「YOU AND I -Japanese ver.-」。韓国で昨年の夏にヒットしたメタル調のナンバーの日本語バージョンだ。〈何度走っても 同じ場所へ戻るの 映し出す鏡 oh oh 歪み出すミステリー〉という悪夢を連想させる歌詞はオープニングナンバーにふさわしく、ファンの熱気も最高潮に。

ジユ
ユヒョン
シヨン
スア
ガヒョン
ダミ
ハンドン
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ジユ
ユヒョン
シヨン
スア
 ガヒョン
ダミ
 ハンドン
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 続けて披露したのは、日本1stシングルの「What -Japanese ver.-」。昨年秋の日本デビュー以来、いたるところで披露してきただけに、そのステージングには余裕が感じられキレも相当良い。客席からのコールも楽曲になじんでおり、メンバーと日本のファンで一緒に作り上げた曲という印象だ。

 観客の興奮が冷めやらぬまま、トークコーナーへ。司会者から待望のフルアルバム発売の感想を聞かれると、「天使になったかのように飛んでしまいたい気分です」(スア)、「とってもときめいています」(ハンドン)、「この瞬間を待っていました」(ユヒョン)、「震えています!」(ガヒョン)と、いずれのメンバーもとても喜んでいる様子。また、リーダーのジユによると「悪夢の終わりを知らせるというメッセージを込めた」アルバムとのことだ。

 そして話題はアルバムのリードトラック「Breaking Out」に。この曲はトライバルなダンスポップと激しいギターリフを組わせた、グループならではのサウンドが楽しめるせいか、早くもファンの間で評価が高い。「すべてをぶち破って突き進むぞという思いをテーマにした曲」(シヨン)だそうだ。歌う前は「みなさんの反応がとても気になります」(ダミ)と多少心配しているようだったが、トークタイムを終えてこのナンバーを披露した途端に、客席が大きく揺れ始めた。おそらく今後の公演に欠かせない1曲になるだろう。

 DREAMCATCHERのセールスポイントはエッジの利いた音作りやダンスフォーメーションの美しさだけではない。表情豊かな歌唱も多くのファンを生む原動力となっている。それを証明するのが「また一人になった -Japanese ver.-」だ。都会の風景をバックに横一列に並んだメンバーたち。しっかりと前を向いて歌う姿からグループの明るい未来を感じ取ったファンは多かったに違いない。

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