香取慎吾&草なぎ剛、bayfmから届けた“千葉へのエール” 森口博子と久しぶりの再会も

 SMAP時代から、彼らはいつもこうした活動を続けてきた。大きな災害があるたびに、私たちとの心は「ひとつ」だとエールを送ってきた。『SMAP×SMAP』では何年も大震災の義援金を呼びかけ続け、『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)で京都を訪れたときには、西日本豪雨被害についても言及する場面もあった。

 国民的アイドルという言葉は、全国に名が知られていることはもちろんのこと、その全国の人たちに対して愛情をかけられる彼らのためにあるのではないか、と改めて考えさせられる。

 彼らを目の前に「子どものころから、『MORI MORI』で一緒にやらせてもらって。こんなに本当に、力強い立派な、立派な大人っていう言い方変だけど、その姿を身てるだけで、私はグッときちゃう」という森口の感想は、彼らを長年応援してきたファンの総意かもしれない。

 私たちは、みんなで今を生きているということ。彼らはいつもそのことに気づかせてくれる。今、自分にできることを、それぞれが少しずつ愛を配り、一緒に乗り越えていける社会に。被害にあわれた方が、一日も早く平穏を取り戻せるように、心から祈っている。

(文=佐藤結衣)

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