NCT 127、BLACKPINK、THE BOYZ、SE SO NEON…『SUMMER SONIC』で注目のK-POP勢
赤頬思春期(BOL4)
8月18日、東京会場・Billboard JAPAN STAGE
韓国の音楽というとダンスポップのイメージが強いが、アコースティックポップもメインストリームのひとつ。その代表格が赤頬思春期(BOL4)だ。オーディション番組で注目を集め、プロの道へ。ヒップホップ的な感覚を取り入れた清涼感のあるサウンドメイクとともに等身大の歌詞や親しみやすいキャラクターが受けて、短期間で国民的スターとなった。今年6月に日本デビュー。『SUMMER SONIC 2019』の出演でさらなる飛躍を目指す。
SEVENTEEN
8月17日、大阪会場・OCEAN STAGE
2015年5月に登場して以来、爆発的な人気を維持し続ける男性13人組・SEVENTEEN。大所帯のボーイズグループは韓国ではめずらしくないものの、彼らの場合はボーカル、ヒップホップ、パフォーマンスの3チームで構成されており、それぞれが持ち寄ったものを合わせて1つの楽曲を完成させるスタイルでライバルとの差別化に成功した。今回のステージではGENERATIONS from EXILE TRIBEの後に登場。日本を代表するダンス&ボーカルグループに対してどのようなパフォーマンスで勝負するのか、興味津々である。
日韓関係は厳しさを増しているが、エンターテインメントの世界においてはスムーズな交流を続けていきたいものだ。韓国の有名アーティストが多数参加する『SUMMER SONIC 2019』の開催が相互理解につながることを切に願っている。
■まつもとたくお
音楽ライター。ニックネームはK-POP番長。『ミュージック・マガジン』や『ジャズ批評』など専門誌を中心に寄稿。ムック『GIRLS K-POP』(シンコー・ミュージック)を監修。K-POP関連の著書・共著もいくつか。LOVE FM『Kore“an”Night』にレギュラーで出演中。