SUPER JUNIORは韓国アイドルの新たな道を切り開いてきた カンインの脱退から考える

 しかし、2009年に暴行容疑で起訴猶予処分、同年に飲酒運転で起訴処分、除隊後の2016年に飲酒運転で罰金刑を受け、2017年には恋人への暴行で通報で警察が出動(被害者が処罰を望まず訓告措置に留まる)(参考:朝鮮日報日本語版)。入隊期間もあり、グループとしての活動にはあまり参加できていなかったという。自粛期間を経て、今年5月にはウェブドラマ『ミレに起きたこと』で主演を務めるなど復帰した矢先の出来事となった。

「SUPER JUNIORは韓国アイドルの新たな活動の道を切り開いてきたグループです。グループに所属しながらソロやユニットで活動したり、番組MCを務めたり、バラエティに積極的に出演したり、とそれぞれが個人でも通用するキャラクターを持っていると思います。カンイン以外にこれまでも中国人メンバーのハンギョン、俳優活動に専念したキボムが脱退したほか、今はソンミンもグループ活動から距離を置いています。SUPER JUNIORの今後の動きはメンバーの脱退後に大人数グループがどう活動していくのか、という一つのモデルになりうるかもしれません」

 なお、所属事務所・Label SJ側はカンインについて「グループからは脱退するが、専属契約は維持される。今後の活動についてはまだ決まっていない」と説明している。

(文=村上夏菜)

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