徳永ゆうき、米津玄師「Lemon」の次はあいみょんに挑戦? 「名前は存じ上げております……」
徳永ゆうきが3月12日、自身初のベストアルバム『ゆうきの演歌 出発進行! 〜徳永ゆうきベストセレクション〜』の発売イベントをJOL原宿にて開催した。
2018年9月に放送された『演歌の乱~ミリオンヒットJポップで紅白歌合戦SP~』(TBS系)で、米津玄師「Lemon」を熱唱し、大きな話題を呼んだ徳永ゆうき。徳永はイベントに集まったファンとJOL原宿のフードコートにいた一般客を前に、今回のベストアルバム収録曲「恋の難読駅」を歌唱。同曲がこれまでネット配信限定曲だったことに触れ、「まさかCDになるとは思ってなかった」と感慨深くコメントした。
その後、「こんなに大きい反響があるとは思っていなかった」と当時の心境を振り返りつつ、米津玄師「Lemon」へ。徳永は「『Lemon』から徳永ゆうきの歌、演歌を聴いていただけるのは非常にいい流れなのかな。老若男女を問わず、演歌と若者の架け橋になるのが目標なので」と「Lemon」への感謝を述べる。また、ベストアルバムのディスクに描かれている“レモンの輪切り”デザインに触れ、「昨年からずっとお世話になったので、僕としては一旦ここで「Lemon」は一区切りしていいのではないかと思っていたんです。でも、スタッフが“一区切り”の“切り”を勘違いしたんでしょうね。(パッケージを開けて)レモンの輪切りになっているんですよ。曲目みてください、一切「Lemon」関係ないんですけどね(笑)」と冗談交じりに説明し、会場を笑わせた。
次に歌われた「高原列車は行く」では、「一応僕も若いんですけど、なんだかアウェイな感じもするので」と、観客に“ゆうきコール”に協力して欲しいとお願い。ファンが楽曲にあわせて“ゆうきコール”を始めると、後方で見ていた女子高生らも「ゆうき!」と声援って盛り上げた。続けて、ファンにはおなじみの“鉄道ものまね”を披露し会場をあたため、最後は「函館慕情」「津軽の風」とオリジナル曲を会場に響かせた。
イベント後の囲み取材にて、「次に挑戦したいポップスの曲は?」という話の流れからあいみょんの名前が出ると、徳永は「あいみょんさん、名前は存じ上げております。勉強しておきます」と回答。また、同イベントでは、2019年4月より徳永ゆうきの公式ファンクラブ「Toku-Toku-Train」(読み:トクトクトレイン)の発足を発表。詳細は後日、公式サイトやオフィシャルブログなどで報告されるようだが、徳永は「ドッチボール大会、電車の旅……やりたいことはたくさんあるんですよ。みなさんと体を動かすような、運動会みたいなことがしたいですね」と説明した。
なお、徳永は4月1日からスタートする『天才てれびくんYOU』(NHK Eテレ)「もじ化け編」に、敵組織のボス役としてレギュラー出演が決定している。
(取材・文=泉夏音)