Little Glee Monsterが語る、2018年に遂げた飛躍と個々の成長「今のリトグリは何色にもなれる」

Little Glee Monsterが語る、2018年に遂げた飛躍と個々の成長「今のリトグリは何色にもなれる」

「5人の個性に焦点を当てて、個々の素材感を大切に」(かれん)

ーーそして2019年に入り、1月16日に4枚目のアルバム『FLAVA』がリリースされます。

かれん:こうやって毎年アルバムをリリースできることは、本当に幸せなことです。

ーー“FLAVA”という言葉自体には「性格、生き方、スタイル」といった意味がありますが、このアルバムタイトルにはどういう思いが込められているのでしょう?

かれん:もともとは“Flavor”が語源で、前作『juice』のときは全員がひとつに合わさって“juice”になるという意味だったんですが、今回は5人それぞれの個性に焦点を当てて、個々の素材感を大切にしようという意味が込められているんです。なので、アルバムのアートワークも背景や衣装にも肌色に近い色を使っていて。大人っぽさをテーマに撮影したので、これまでとも全然違いますし、私たちと同世代の方たちだけでなく大人の方たちにも手に取ってもらいやすい作品になったかなと思います。

芹奈:撮影もみんな普段あまり着ないような服を着られて、楽しかったですよ。MAYUがワンピースだったり、私もパンツだったりして、結構珍しいんじゃないかな。

ーーそれはこういう表現ができる年齢に、皆さんがなってきたという表れでもありますよね。気づけば、芹奈さんとかれんさんは昨年で20歳になりましたし。

かれん:またさらに、今年はアサヒとMAYUが20歳になりますから。

芹奈:manakaも18歳になったばかりだけど、あっという間に20歳になってると思う(笑)。

ーー確かに(笑)。アルバムの内容についてですが、前作『juice』の新曲群にあった「流行りの洋楽ポップスのフォーマットに沿った横ノリ感」をより特化させたような印象を受けました(参照:Little Glee Monsterが語る、紅白出場の喜びと3rdアルバムでの“音楽的挑戦”)。そのせいもあってか、アルバムを通して聴いたときの統一感がより強まったなと。

全員:うんうん。

ーーそんな新作の制作を通して、皆さんの中で新たにチャレンジできたこと、これまで難しいと感じていたけど今回のレコーディングを通してクリアできたことなど、新たな気づきって何かありましたか?

芹奈:今までは“真面目に歌を歌う”という感じだったんですけど、今作の「恋を焦らず」では“真剣に遊んでみよう”ということで、かなり挑戦の多い曲になったと思います。

ーーBメロの、ちょっとラップっぽい歌い方はまさにそういう感じですよね。

芹奈:そうですね。今まで私たちの曲を聴いてきた方は、もしかしたらびっくりするかもしれないですけど、そういう反応が今から楽しみですね。

「自分の歌い方に対して発見があった」(MAYU)

ーーかれんさんはいかがですか?

かれん:私は「君のこと」がすごく印象に残っていて。この曲はバラード調なんですけど、今までのリトグリにはなかったカラーで、自分的にも「リトグリってこういう曲もできるんだ」っていう発見がありました。特にこの曲は、アサヒの声や歌い方にすごく合っていますし、彼女の良さがよく出ていると思いますね。

ーーアサヒさんは実際、この曲を歌ってみていかがでしたか?

アサヒ:この曲は本間昭光さんが作曲してくださったんですけど、レコーディングのときに「部屋で話しているような雰囲気で録りたい」とおっしゃっていて。それを聞いて、どう歌ったらいいのか模索しながら歌ったんですけど、私の良さが出ているならよかったです(笑)。

ーー本間さんがリトグリに楽曲提供するのはこれが初めてですが、昨年1月放送の『Sound Inn “S”』(BS-TBS)での共演が縁だったんでしょうか?

芹奈:そうです、あの番組がきっかけです。

ーー「MY HOME」も番組(MBS『ちちんぷいぷい』)での企画が制作のきっかけですし、そう考えるとこのアルバムはいろんな縁でつながった1枚でもあるのかなと。

芹奈:そうなんですよね。しかも、「君のこと」の次にその「MY HOME」が並んでいて、アルバムの流れ的にもすごくキレイだし。1曲ずつ単独で聴いても良いんですけど、アルバムの流れでこの2曲を続けて聴くとそれぞれの良さがより際立つんじゃないかと思います。

ーー確かに、このアルバムって曲順がすごく練られていて、流れが気持ちいいんですよね。

芹奈:本当にそのとおりで、何度も聴きたくなる流れだと思います。

MAYU:私は「My Brand New Day」かな。私はこれまで、落ちサビを歌うことが何度かあったんですけど、わりとそういうときってファルセットで歌うことが多くて。でも、この曲では地声で歌っていて、それが自分としても自信につながったかな。そういう意味では、自分の歌い方に対して発見があった曲でした。

アサヒ:私はかれんが挙げた「君のこと」もですけど、もうひとつ個人的に気にいっているのは「I BELIEVE」。この曲は壮大な曲調で、きっと海外の方にも気に入ってもらえるんじゃないかと思います。

ーーさっきのアルバムの流れの話じゃないですけど、僕はアルバム序盤の「I BELIEVE」から「ハピネス」「恋を焦らず」の並びがすごく気持ちいいなと思っていて。まさに「大人のリトグリ」を表現できているんじゃないかなと。

Little Glee Monster 『ハピネス』Short Ver.

manaka:それ、わかります。私は「ハピネス」から「CLOSE TO YOU」までの4曲の流れがすごく気に入っていて。恋をしているときの甘酸っぱさがこの4曲には共通していて、通して聴くことでそういう部分がより引き立つなと思いました。

芹奈:でも、こういった曲も昔の自分だったら歌えなかったんじゃないかと思うことがあって。

ーーそれは技術的に?

芹奈:そうです。例えば最初に曲の音源をいただいたときに「あ、これは苦手なやつかも」と不安に思うんですけど、いざレコーディングをしたらわりと歌えるようになっていたりして。そうやって自然と気づくことが最近は増えたなと、すごく思いますね。

他のメンバー:うんうん。

ーーそういう気づきが、どんどん自信にもつながっている?

芹奈:うん、そうですね。

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる