乃木坂46 齋藤飛鳥ら“だいたいぜんぶ世代”がグループの中心に? 新成人メンバーの躍進を振り返る

 成人式にて、齋藤の両隣に立ったのは、寺田と梅澤。寺田は、昨年末の『日本レコード大賞』(TBS系)で大賞を受賞した「シンクロニシティ」選抜メンバーでもあり、アンダーアルバム『僕だけの君~Under Super Best~』収録の「その女」でセンターを務めるなど、選抜とアンダー両極で活躍するメンバー。昨年、3期生の中でも多くの舞台を経験した梅澤は、「シンクロニシティ」にて卒業した生駒里奈の“裏センター”ポジションを引き継ぎ、「ジコチューで行こう!」で正式に初選抜入り。最新シングル「帰り道は遠回りしたくなる」では、フロントポジションまで躍進を遂げている。田村は今後、4期生の最年長として同期メンバーを含め、そのフレッシュさでグループの起爆剤となるような活躍にも期待したい。

 今年、成人を迎えるメンバーは、2期生から渡辺みり愛、3期生から山下美月、向井葉月、大園桃子の4名。18thシングル表題曲「逃げ水」で与田祐希と共にダブルセンターを務めた大園、舞台、映画、ドラマ、モデルと引っ張りだこの上、フロントポジションの常連となっている山下、と来年の新成人に目を向けてもメンバー一人ひとりの質の高さが見えてくる。

 西野七瀬、若月佑美といった選抜常連組が卒業し、メンバーが大きく入れ替わるであろう次のシングルでは、齋藤ら「だいたいぜんぶ世代」を筆頭とした、若いメンバーが中心になっていくフォーメーションが形作られるのかもしれない。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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