欅坂46 米谷奈々未、学業専念で年内卒業へ メンバーからも信頼される“芯”を持ったアイドル
欅坂46 米谷奈々未が9月22日、公式ブログでグループからの年内卒業を発表した。
米谷奈々未は、2015年から欅坂46の1期生としてアイドル活動をスタート。4thシングル「不協和音」ではフロントメンバーを担当し、1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』にはグループ内ユニット“156”(上村莉菜、尾関梨香、小池美波、長沢菜々香、原田葵、米谷奈々未)として「バレエと少年」を歌唱している。
今年4月に大学へ進学した米谷は、学業に専念するために7thシングル『アンビバレント』の活動をもって卒業を決断したという。前述のブログで米谷は「大学に入って、落ち着いて自分のことを考える余裕ができて。将来なにがしたいかな。そのためには今私がどうしたらいいのかな。と考えた時、学業に専念し、新たな道を探すという決断に至りました」とコメント。米谷と親交の深いメンバーである長濱ねるは「一番自分の心の内を話せるメンバーがよねでした」と9月24日更新のブログに綴り、25日に行われたイベント会見でも「やってけるかなー……よねー。寂しすぎるよー」と心情を吐露している。
欅坂46をデビュー当初から追い続けている音楽ライターの荻原梓氏は、米谷奈々未のアイドルとしての特性を次のように説明する。
「米谷さんは特殊なタイプのアイドルだったと思います。ブログの更新も少なく、たまに記事を書いたとしても上げる画像に自分を写すことを滅多にしないタイプの方でした。いわゆる”キャピキャピ”してはいない方だったと思います。ただ、冠番組『欅って書けない?』(テレビ東京)では、しばしばMCの会話に積極的に反応する場面が見られたり、潔癖性が発覚して以降はそれが番組を盛り上げる良いキャラとして定着していました。微生物など好きな分野については心から楽しそうにトークしてる姿が印象に残っています。そういう姿を見るにつけ、自分の好き嫌いをしっかりと持っている芯のある方だなと個人的には感心していました」