欅坂46 平手友梨奈、“響”が巡りあわせたチームとの一体感 『ANN』SP放送を聞いて

 9月19日の深夜に『平手友梨奈のオールナイトニッポン ~映画「響 -HIBIKI-」スペシャル~』(ニッポン放送)が放送された。

欅坂46『アンビバレント』(初回仕様限定盤TYPE-A)

 映画『響 -HIBIKI-』の公開記念として放送された今回のANN。主役の天才少女・鮎喰響を演じた平手友梨奈は、番組が始まるなり「すごい今日噛んじゃう……すみません」と緊張している様子だったが、すぐに「苦手だと思ったら切ってもらって大丈夫です(笑)」といった彼女らしい言葉も出てくるなど、テレビよりもずっと素に近いテンションで一人しゃべりが進んでいく。

 17歳という年齢の関係上、事前収録となった今回の放送。この日は『響 -HIBIKI-』の舞台挨拶が行われていたということで、映画の共演者たちもラジオブースに登場した。まずは、響が作品を送った出版社に勤務する若手編集者・花井ふみ役を演じる北川景子と、ふみの上司・神田正則役の高嶋政伸が参加し、3人によるトークがスタート。北川は、収録前に行われていた舞台挨拶で思わず涙を浮かべてしまったほど、響と平手には特別な感情を抱いていることを明かした。「曲げない・屈しない」という強い信念を持つ響の担当編集者という役柄だったが、響と平手の間にある共通項に引き寄せられ、役柄ではない本物の“親心”のようなものが芽生えてしまったのかもしれない。平手も北川のことは「ふみ」と役名で呼び続けていて、無邪気に駆け寄って抱きつく場面もあるなど、大きな信頼を置いていることが伝わってくる。この作品がきっかけで、2人の間にただの共演者以上の結びつきが生まれたことに、改めて感慨深い気持ちにさせられた。

 途中、趣向を変えて「初めての○○」をテーマにしたトークが展開されると、高嶋が初めて自炊をした料理である「目玉焼き」の話になり、珍しいことに目玉焼きにはポン酢をかける派だという平手に2人が突っ込んで笑い合うなど、始終和やかなムードが漂っていた。

 続いて、響と同じ文芸部に所属する祖父江凛夏役のアヤカ・ウィルソンと、響の幼馴染・椿涼太郎役の板垣瑞生(M!LK)が登場。同世代であること以外にも“人見知り”という共通点がある3人なだけあって、実際に放課後の部室に集まって雑談しているかのような、自然で和気あいあいとした雰囲気でトークが進行していく。最初はなかなか打ち解けられずにいた平手と板垣だったが、撮影の合間に一緒にバスケをするほどの仲になったというエピソードや、撮影中のNGシーン、平手が響の役作りとしてエクステを付けたもののあまりの違和感に耐えられず3回ほど自分で取ってしまったことなどの撮影裏話が明かされたほか、最近初めて吉野家の牛丼を食べたという平手があまりの美味しさにハマってしまい、つい先日も大盛を食べたという、友達同士の近況報告のようなトークも繰り広げられた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる