Leola、映画『食べる女』公開記念イベントで主題歌披露「作品に参加できたことが本当に嬉しい」

 Leolaが、9月10日に行われた映画『食べる女』公開記念イベントに登壇。主題歌「kissing」など4曲を披露した。

 『食べる女』は9月21日から全国公開される映画。主題歌に込めた思いについて、映画に8人の女性が登場することから「9人目の“食べる女”に、私自身もそうですし、この曲がなったらいいな、という思いで作らせていただきました」とコメント。今まで悲しい歌はあまり歌ってこなかったが、「悲しい恋の歌の中に、それでもその悲しさっていうのを抱えてまた歩んでいこうとする女性を描いた楽曲にしました」と新たな挑戦をしたことを明かした。

 Leolaが「kissing」を切なくも伸びやかなボーカルで歌い上げた後、ステージには原作・脚本・プロデューサーを務めた筒井ともみも登場。Leolaは映画の中では特に広瀬アリス演じる本津あかりに共感したと言い、「お話をいただいてから、すぐ筒井さんに実際にお会いする時間をいただきまして。そこでこういう曲だったらいいなという話を先に聞いていたので、曲を決める段階から何曲か提示させていただいたりとか、ご相談しながら作りました」と制作の裏側を語った。

 続いてステージにはRIKACOも登壇。“美しくなる恋愛とは?”、“年齢を重ねての恋愛観の変化”といった話題でトークを展開した。また、観客から「大人になったらどんなデートをしたら良いのか?」という質問が出ると、Leolaは「心の落ち着ける場所に行きたい」と高級店ではなく緊張せずに話せる居酒屋などが良い、と回答。

 そしてミニライブではギターを片手に登場したLeola。代表曲「Let it fly」に続き、山下達郎の「RIDE ON TIME」をカバーし、透明感のある歌声で会場を魅了していく。「女性としてこれから自分がどういう風に生きていきたいかな、というのを今日のトークでも考えることができたし、映画を通しても、みなさんもし見てくださったらきっと考えられると思います」と改めて語り、一瞬一瞬の大切さを感じていることを明かすと、「Sunshine & Happiness」を歌唱。最後に「改めてこの作品の中に加われたこと、参加できたことが本当に嬉しいなと感じています」と喜びの表情を見せ、「皆さんが同じように過ごしている日常の中でどんな風に幸せを見つけていくか、何を幸せだと感じるべきかが見つかる映画なのでは」と映画公開への期待を語った。

(取材・文=村上夏菜)

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