AKB48「センチメンタルトレイン」センター松井珠理奈が復帰へ 16人初パフォーマンスへの期待

 体調不良で6月17日より休業していたSKE48の松井珠理奈が9月6日、SKE48劇場で行われたグループの公演に出演し、復帰を果たした。

AKB48『センチメンタルトレイン』(TypeA)(初回限定盤)

 6月に愛知・ナゴヤドームで行われたイベント『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙 ~世界のセンターは誰だ?~』で1位に輝き、シングル『センチメンタルトレイン』(9月19日にリリース)でセンターを務める予定だった松井珠理奈は、開票イベント翌日から体調不良のためイベントなどを欠席。そのまましばらく休養期間が続いていた。総選挙結果の上位メンバーが参加する「センチメンタルトレイン」のパフォーマンスは、これまでの音楽番組やライブでは松井珠理奈のセンターポジションを空け、2位須田亜香里(SKE48)、3位宮脇咲良(HKT48)を中心に15人で行われてきた。『センチメンタルトレイン』は、ファンの投票結果を受けてのリリースということもあり、直前まで松井珠理奈の復帰が待たれたというが、復帰のめどが立たず、センター不参加という異例のかたちでリリースの準備が進められていた。

 AKB48グループはもちろん、松井珠理奈が所属するSKE48の活躍を取材してきたライターの松本まゆげ氏に、まずは今回の電撃復帰についての率直な感想を聞いた。

「復帰は早くても来週末にある『SKE48 リクエストアワー セットリストベスト100 2018』かと思っていたのですが、思いのほか早く姿を見せてくれました。一番に姿を見せてくれたのが、SKE48劇場のチームS公演の開演前というところも、SKE48愛を感じて珠理奈さんらしいです。実は、3月生まれの珠理奈さんですが、まだ今年の生誕祭を行なっていません。もともと総選挙直後に行う予定だったものが体調不良により延期しているんです。開催された暁には、“世界チャンピオン”のお祝いも併せて賑やかなものになるでしょう」

 続けて「センチメンタルトレイン」については、同曲が松井珠理奈の過去単独センター曲とは異なるイメージであると語る。

「珠理奈さんが単独センターを務める表題曲では、SKE48も含めてクールなものや元気で力強いイメージなものが多かったので、比較的珍しい曲調です。「センチメンタルトレイン」はとても繊細な印象のある楽曲のため、なかには珠理奈さんがこのような曲を歌うことがイメージできない方もいるかもしれないですが、とても珠理奈さんのイメージに合っている曲だと個人的には思います。いつも元気で浮き沈みのないように捉えられがちですが、実際はそんなことはなくて。以前、“自分も強い人間じゃない。メンバーやファンの人に支えられているから強くいられる”というようなことを配信でも言ってましたが、まさにそういった人柄が表れた曲だと感じました」

 8月に公開された同曲のMVもまた、大きな話題を呼んだ。松井珠理奈不在のMVではあるものの、あえて彼女が主人公というストーリー設定が行われているのだ。物語シーンでは漫画家・志村貴子が作画を担当した絵コンテや後ろ姿などの代役、ダンスシーンではCGにより松井珠理奈の出演部分が補われている。

「はじめは正直、珠理奈さんがいなくても映像が出来上がってしまったことが少し寂しかったのですが、実際に映像を見てみるとCGも絵コンテも珠理奈さんの代わりというよりは、珠理奈さんが戻ってくる場所を示しているように映りました。物語に出てくる星や光のモチーフも珠理奈さんのことのように思えますし、後半の須田亜香里さん、宮脇咲良さんのセリフからも、“珠理奈さん、ここにあるべし”ということが伝わってきます。いないからないものにするのではなく、いないことが映されることによって、珠理奈さんという存在が必要だということが際立っていました。近年のAKB楽曲のMVの中でも公開直後のYouTubeの再生数やコメント数の反響が大きいのも、それを物語っているようです」

【MV full】センチメンタルトレイン / AKB48[公式]

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