木村拓哉、初のWEB冠番組で新たな波を起こすか ラジオ連動で映像でも“自然体”を堪能

 続いてのお題は、拓哉キャプテンの“こだわり”について。スタッフが木村のきれいに整えられた爪を映すべく、iPhoneを設置。手入れされた手元がアップになると「切りたい」と木村。スタッフは「切るところがないじゃないですか」と驚いていた。さらに納豆についてのこだわりについても紹介。梅干を入れて納豆を混ぜ、果肉と種が自然に離れたところで「幸せな瞬間」と独自のこだわりを披露した。

 最後に、慣れ親しんだスタッフとの収録だったこともあり、木村は「これがみんなに見られるかも、というモチベーションがないままやってしまったので、まさに“自然体”ですよね。もう何も構えずやってしまったので、見る人が観てどう思うかっていうところが非常に楽しみではありますね」と振り返り、おめ言葉に結び付けて第一回目の番組を終えた。

 1995年1月にスタートしたラジオ番組『What's UP SMAP!』(TOKYO FM)が7月27日で放送終了。ラジオを船に見立て、「22年以上乗ってきたこの船を1回降りて、次の船に乗ろうと決意しました」と伝えた木村。 8月からは放送日、時間帯を変え、新たに『Flow』がスタートした。

 愛する海やサーフィンにまつわる言葉を番組タイトルに選んだところがなんとも木村らしい。WEB動画とラジオを連動させるという新しい試みにより、声だけでなく映像でも木村との時間を楽しめるのは画期的だ。

 番組が変わっても、積極的にファンとのコミュニケーションを図ろうとする木村のスタンスは変わらない。木村が自分の言葉で語る番組が増えることはファンにとっては嬉しいことであり、彼の起こすウェーブに身を任せるようにして、ラジオと動画の時間を堪能したい。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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