白石麻衣、平手友梨奈、佐々木美玲……『坂道合同オーディション』CMコメントの背景を解説

坂道合同オーディションCM 佐々木美玲(けやき坂46)編

 けやき坂46から選ばれたのは、佐々木美玲、小坂菜緒の2人。全国ツアー、日本武道館3DAYSを成功させ、期待を一身に受けながらリリースしたばかりの1stフルアルバム『走り出す瞬間』。佐々木は、同作のリード曲「期待していない自分」のセンターを担当している。けやき坂46はまだまだ成長過程にあるグループと言える。佐々木の「初めて見るサイリウムに感動して。もっと強くなってけやき坂を大きくしたい」というセリフは、オーディション応募に悩む者にとっては、より等身大に近く、思いを共感できるものだ。

 また、乃木坂46、欅坂46、けやき坂46、3グループの映像に共通して言えることは、成功した今の立ち位置があるからこそのメッセージ性であること。グループとして、個人として、どちらにおいても輝いていなければ、このようなCMを打つことはできない。そして、3グループは今夏、それぞれが全国ツアーを開催するが、現体制としてはラストのツアーとなるだろう。8月19日がオーディションの最終審査。その先で、坂道シリーズの新章が幕を開ける。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

※記事初出時一部情報に誤りがございました。訂正の上、お詫びいたします。

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