中居正広が見届ける舞祭組の成長 揺るがない信頼関係でたどり着いた1stアルバムまでの道のり
“ちょいお手伝い”という距離感が、なんとも中居らしい。中居が全力で引き上げるのではなく、自分たちで歩けるようになった彼らの飛躍をちょっとだけ手伝っていく。その“ちょいお手伝い”は、これからも舞祭組の成長に合わせて、より厳しくも愛のある試練になっていくことだろう。アイドルらしからぬスーツ姿の彼らには、どこか古き良き日本のサラリーマンを連想させるものがある。“努力は必ず報われる”そう信じられた時代の働きざかりたち。 舞祭組はこのどこか閉塞感漂う現代に、再びガムシャラに生きる美しさを見せてくれているのかもしれない 。
(文=佐藤結衣)