けやき坂46、2期生加入でどう変わる? 追加メンバー9名の特徴から考える

 けやき坂46初主演ドラマ、木ドラ25『Re:Mind』が10月19日深夜1時から(テレビ東京)放送される。

欅坂46『風に吹かれても』(通常盤)

 『Re:Mind』は、秋元康が企画・原作を手掛け、けやき坂46のメンバーが初主演を務めるサスペンスドラマ。メンバーの演技に話題が集まる中、もうひとつ注目ポイントとされているのが、けやき坂46ではなくなった長濱ねるのポジションを誰が担当するのか、ということ。

 けやき坂46と欅坂46の兼任メンバーだった長濱。5thシングル『風に吹かれても』選抜発表の際に、彼女が漢字欅の専任メンバーになることが発表され、自ずと『Re:Mind』への出演もなくなった。それと同時期に、ひらがなけやき11人が並ぶ中、中央に空席が用意された『Re:Mind』の新ビジュアルが公開。あわせて、今年8月にけやき坂46の追加メンバーとして合格した9人の中から、ドラマ主要メンバーを1名選ぶオーディションを行ったことが発表された。なお、追加メンバーに誰が選ばれたのかは、第1話の放送を観て初めて知ることができる(Netflixでは先行配信中)。

 10月8日と15日の『欅って、書けない?』(テレビ東京)では、新メンバーの2期生がテレビで初お披露目された。漢字欅とひらがなけやきの先輩メンバーが見守る中、2期生が自撮りの自己紹介動画と自分が考えたキャッチコピーを披露。各メンバーのキャラが明らかになった。

「みんなみくをお寿司(推すし)かない!!」金村美玖

 埼玉県出身の金村美玖は、一眼レフが趣味の15歳の中学生。志田愛佳と同じく、「1日が24時間しかないことが納得ができない」と語る優等生(?)タイプの金村は、アルトサックスが得意なことを明かし、長沢菜々香のバイオリンと共演。葉加瀬太郎の「情熱大陸」を披露するも、そのポンコツセッションはシュールな空気を漂わせた。好きな歌手は欅坂46。推しは尾関梨香で、「自分には持っていないおおらかさ。なんか可愛いですよ」と尾関が好きな理由を告白。トップバッターにも関わらず、志田、長沢、尾関と積極的に絡んでおり、直ぐにグループに馴染めそうな感じもあった。

「石橋を叩いて割っちゃう」河田陽菜

 河田は、エレクトーンを得意とする、魚の皮が好きな山口県出身の16歳。スタジオ登場時に緊張しすぎて泣くのをこらえる姿が印象的だった。さらに河田は、「誰にも理解されないけど、私だけが好きなこと」という話題に「外の匂いを嗅ぐ」と回答。話の着地点がないことから佐藤詩織に似ていると自己分析していた。

「大阪 小坂 けやき坂 3本坂を全力で駆け上がります!」小坂菜緒

 小坂菜緒は、大阪府出身、15歳の中学生。関西弁が特徴的で、 司会の土田晃之から「織田(奈那)を可愛くした感じだよね」と言われるも、まわりのメンバーからは「ダニ(織田奈那の愛称)より全然かわいい」と評価された。自分の前世は「ひきこもりの人」、と言うほどずっと家にいるインドアタイプ。自身の兄からは「サバサバしているところが小林由依に似ている」と言われており、得意のバレーボールで志田と迷勝負を繰り広げ、ファンからも期待の声があがった。

「胎児の時からワチキはパリピ!」富田鈴花

 富田鈴花は、神奈川県出身、高校2年生の16歳。早口言葉とラップを得意とし、バラエティ班として活躍したいと宣言。自己紹介やMCである澤部(ハライチ)への挨拶をラップで挑戦するなど、強心臓の持ち主でもある。ニックネームは「パリピちゃん」で、今までの欅坂にはいないタイプ。ノリで生きてる雰囲気を持つ高本彩花に共感し、織田にお笑いセンスを伝授して欲しいとお願いするが、断られる。このグイグイくる感じが、吉と出るか凶と出るか、今後の動向が楽しみである。

「弱いけど剣道3段持ってます! 肩幅が広い」丹生明里

 丹生明里は、埼玉県出身、高校2年生の16歳。剣道3段の持ち主で、巻き舌を得意とし、長い指と大きい手がチャームポイントだ。誰にも負けないところは剣道で、スタジオでは跳躍素振りを披露。また、クールポコのモノマネを披露するが、相方役を買って出た織田に美味しいところを持っていかれていた。それでも「楽しかったです」と感想を述べるなど、剣道経験者らしい生真面目さが可愛らしい。

濱岸ひより(キャッチコピーはオンエアされず)

濱岸ひよりは、福岡県出身、中学3年生の15歳。おでこの広さがチャームポイントの濱岸は、特技がクラシックバレエ。自己紹介動画ではブリッジ、スタジオでは背中側から頭の上へ足を持ってくるポーズを披露した。長濱以来初めての九州勢であり、長濱ねるの大ファン。愛想笑いがまだぎこちなく、初々しさを持っている。

「好きな食べ物は納豆」松田好花

松田好花は、京都府出身、高校3年生の18歳。京都弁が特徴的な松田は、けやき坂46の中で1番の坂道オタクを自負し、渡邉理佐と高本彩花を推している。「日焼けを防ぎたいけど、学校に日傘をさして行くのは恥ずかしい、でも焼けたくないし、どうしよう」というのが悩みで、1番欲しいものは「美白」と語る美意識の高いキャラクター。和太鼓とギターを得意としている。

「みなさんのハートを萌えさせる和風娘」宮田愛萌

宮田愛萌は、東京都出身、大学1年生の19歳。特技は「お菓子作り」「パン作り」「めげない」「最敬礼」と語り、自己紹介動画でも「最敬礼」を披露した。好きな古典は「枕草子で、趣味は神社巡りの御朱印集め。しっかりとした性格とトークが特徴的で、優しいお姉さん的なキャラクターが印象深い。

「埼玉が生んだ怒濤の起爆剤!みんな起爆スイッチを押してやる〜!」渡邉美穂

 渡邉美穂は、埼玉県出身、高校3年生の17歳。特技は足の指を開くこと(でも左足はできない)と、小中高と部活で続けていたバスケ(キャプテンだった)。ヨガと筋トレを毎日している体育会系で、休みの日の過ごし方は、夜間のランニングと回答。「月を見るとテンションが上がり、音楽を聴きながら『ハッハッハッ』みたいな」と普段のランニング模様を語り、土田から危険人物に認定される。しかし、ボーイッシュな容姿と度胸の強さは、逸材の予感を感じさせる。

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