AKB48 小嶋陽菜、バラエティ有終の美を飾る? 親友・峯岸みなみとの『コジハルタビ』への期待

 AKB48が3月15日にリリースするシングル『シュートサイン』のセンターに、卒業を間近に控える小嶋陽菜が選ばれた。2005年12月にデビューした1期生20名も、現在在籍中なのは小嶋、峯岸みなみの2名のみ。小嶋卒業後、いよいよ初代メンバーは残すところ峯岸1名となってしまった。

 小嶋と峯岸は、昨年春にグループを卒業した高橋みなみとともに派生ユニット・ノースリーブスとしても活躍。雑誌やブログでは度々親密にじゃれ合う姿も見せる小嶋と峯岸のコンビは“にゃんみぃ”と呼ばれ、メンバーにも一目置かれる存在である。過去に『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に小嶋がソロで出演した際には、峯岸がスタジオゲストとして呼ばれ、小嶋についての「団体行動が苦手」、「露出の加減が麻痺してきている」などのエピソードを披露したことも。1期生メンバーであり、現在AKB48の中で最年長でもある小嶋に気兼ねなく話せるのは、もはや峯岸のみではないだろうか。

 長年にわたり、グループ人気を支えてきた二人が残した功績は大きい。なかでも、バラエティ番組での活躍も多かった二人。今もなおAKB48の冠番組は数多くあるが、バッドボーイズの尖ったMCと各回の放送にチャレンジを感じた『AKBINGO!』(日本テレビ系)、有吉弘行と小嶋がMCを務め、コーナーの奇抜さや有吉による卑猥なトークで取り沙汰されることも多かった『有吉AKB共和国』(TBS系)といった泥臭く深夜色の強い番組によって、バラエティでも生き抜くことのできる屈強なメンバーへと成長していった。

 2016年3月に放映された『有吉AKB共和国』の最終回で、小嶋はアシスタントとしてお世話になった有吉に「有吉さんと隔週でお会いできて勉強になったし、(ゲストの発言が)本当につまらなくてどうしようもない時はこういうこと言えばいいんだって(参考になった)」と、有吉直伝の毒舌を交えながら感謝を述べていた。また、ゲストとして出演することも多かった峯岸も最終回に出演し、「人気が出始めてバラエティ番組にも出るようになって、どこか調子に乗ってたとき、有吉さんにラジオで『(峯岸を含めた)AKBのバラエティ班なんてクソだ』って言われて目が醒めた。今の私がいるのは有吉さんのおかげ」と告白していた。

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