『Top Yell NEO』特集記事から先行公開
UKロック好きアイドル・NMB48 薮下柊×クーラ・シェイカーの異色対談実現 互いの音楽観を語り合う
「NMB48の楽屋ではクーラ・シェイカーをかけまくっている」(藪下)
クリスピアン:インドのことも含めてなんだけど、何かに情熱を傾けるときっていうのは、自分から興味を持つのではなくて、向こうから選ばれるものものなんだ。僕はさっき恋愛みたいだって言ったけど、稲妻に打たれたような感覚があった。そういう感覚があるものこそ、人生を通じて続くものであってね。哲学もそうだし、音楽だってそう。そもそも僕はミュージシャンになりたくてなったわけじゃないんだよ。
薮下:そうなんですか!?
クリスピアン:ここにいるみんなもミュージシャンという職業を選択肢の中からセレクトしたのではなく、「自分は何者であるか?」っていうことから音楽家になったと思うんだ。すべては繋がっているからね。
ポール:うん、その通りだ。
クリスピアン:ミュージシャンでいるということは、とても興味深くて魅力的な経験だ。毎日同じ演奏をしているだけと思われるかもだけど、毎回素晴らしい人、すばらしい場所、そして客に会える。特に日本に来ると、そのことを痛感するね。自分でも恵まれた人生だと思う。
薮下:やっている音楽と同じで、発言も哲学的でカッコいいな~。
クリスピアン:たぶんシュウも音楽に選ばれた人間なんだと思うよ。
薮下:いい言葉もらいました! こりゃ人生が変わりそうだわ(笑)。NMB48は、とにかくたくさんメンバーがいるんですよ。
アロンザ:何人くらいいるの?
薮下:60人くらいですね。
ハリー:60人!? 本当に!? 考えただけでも恐ろしいな(笑)。
薮下:だから楽屋は結構ゴチャゴチャしているんですけど、私はクーラ・シェイカーをかけまくっているんです。どうせなら、みんなにも好きになってもらいたくて。他のメンバーは『K』を聴きながら、「おしゃれー!」って言っていますよ。
クリスピアン:それはうれしいね! 最高のプロモーション方法だよ。
薮下:クーラ・シェイカーのみなさんも、よろしかったら楽屋でNMB48を聴いてください! 12月に新しいシングルが出ますので!
アロンザ:OK、クルーにCDを買いに行ってもらわなきゃな(笑)。
【続きは12月28日(水)発売の『Top Yell NEO』へ】
(取材・文=小野田衛/写真=西邑泰和)
■リリース情報
・クーラ・シェイカー
『K 2.0』
衝撃のデビュー作『K』から20年を経て、再び原点に立ち返った6年ぶり5thアルバム。
発売中
価格:¥2,400+税
※日本盤のみのボーナス・トラック収録
※クリスピアン(vo,g)による各曲解説付き
・NMB48
『僕以外の誰か』
発売:12月28日(水)
価格:1,524円(税抜価格)+税