Sexy Zone 佐藤勝利、“セクシー”なトークスキル磨く? JUMP 伊野尾から挑戦状も
アイドルの素を垣間見ることができるラジオ番組。その多くが収録されているものだが、NHKの『らじらー!サタデー』は生放送であることが大きな魅力だ。番組ツイッターに寄せられたメッセージに、メンバーがリアルタイムで反応してくれるなど、よりダイレクトなコミュニケーションができるので、同じ時間を共有したいファンは必聴だ。
11月5日の放送では22時台にSexy Zoneの佐藤勝利、中島健人が登場。10月30日に誕生日を迎えて、20歳になった佐藤をお祝いする回となった。佐藤自身、Sexy Zoneのメンバー4人からもらったという表地が黒で、裏地が真っ赤なブルゾンを着込んでスタジオ入りするなど、気合十分。中島も、ツイッターでつぶやかれるたくさんの佐藤へのバースデーメッセージを「勝利、大好き! 愛してるよ! ホッホッホ〜」とハイテンションで読み上げ、お祭りムードを盛り上げた。
今回の放送で際立ったのは、佐藤の成長ぶりだ。最近、茶髪にして「殻を破った」「美しすぎる」と話題になっていた佐藤は、中身も年齢にふさわしい大人の男性へと進化しているように思える。その一つが、トークの瞬発力。20歳になって「目指したいものは?」と質問されると「(車の)免許を取りたい。今、2足歩行なので、4輪になりたいね」と、ひねりのきいた答えを披露したのだった。
このように「20歳になってどうですか?」とインタビューされるシーンが多い佐藤のために、番組ではおもしろ回答をリスナーから募集。その内容を読み上げる佐藤の対応力も、キラリと光った。突然流れ始めたPPAPの音楽にも「I like Sexy I like Zone Ah Sexy Zone」と全力でネタをやってみせるなど、ノリの良さをみせた。
これには「やばい〜」と中島も大笑い。「何これ、ホント。やるなら、リハーサルして」と照れる佐藤だったが、「すばらしい。ショリ太郎さん、ありがとうございました」と、中島が絶賛したため、気分は上場。続けて「旬にならないとね、お客さんがシュンとしちゃうから」と、即興のシャレまで披露したのだ。
中島も負けじと「うまいんだけど、ステキ。好きだよ。世界中がキライでも俺は好きだよ」と持ち前のラブホリスキルを発揮してコメントするなど、カオスな展開に。褒め上手な中島が、心のブレーキを開放する形で、どんどん大胆になっていく佐藤。「成熟された大人の色気をやっていこうと、思うんだよな〜」(佐藤)、「おおお、アダルティ〜!」(中島)など、どこまでもハイテンションになっていくのだった。
だが、ダサい状況をカッコいいセリフで切り抜け、リスナーに投票してもらうコーナーになると、佐藤の声色が一変。「このインストを聞くと、あぁ、もうってなる。心臓バクバクだわ〜」と弱気な発言が連発。即座に甘いセリフをささやく難しさ。しかも、対戦相手は、この手の対応は「神」と呼ばれている中島だ。プレッシャーを感じながらも「20歳記念に勝利しておかないと」と奮い立たせて取り組むことに。
“彼女のジュースを間違えて飲んでしまった”という状況には「間接キスしちゃった」と、まずまずのコメントを導き出した佐藤。だが、恥ずかしさがこみ上げてきたのか「ハタチです、ヒロシです」「ケンティーにクリーンヒット、50のダメージ」と、なぜか暴走。これには、中島も「なんのキャラだよ」「めっちゃおもろい」と大爆笑だった。