KAT-TUN 上田竜也が語った熱い思い “充電期間中”も育まれるグループの絆
今年5月1日に、東京ドームで開催したコンサート『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR“10Ks!”』をもって、充電期間に入ったKAT-TUN。亀梨和也、上田竜也、中丸雄一の3名は、必ず戻ってくることをファンに約束し、グループ活動を休止。現在は、それぞれがソロとして活躍を見せている。
そんな中、9月3日放送の『炎の体育会TV』(TBS系)で上田がKAT-TUNに対する熱い思いを語り、話題を呼んだ。「足りない部分を補うのがグループ」「メンバーは戦友」「バラバラになってやってみると、いろんなことのありがたみがわかる」「仲間の大事さに気づいてほしい。今だから言えることだから」 と、後輩のジャニーズJr.たちに語りかけた。
これは、同番組内の企画“上田ジャニーズ陸上部”の地獄の合宿での出来事だった。体力、筋力を高めるために砂浜や階段で走りこみの特訓を敢行。上田は監督でありながら、自らも10歳以上年下のJr.たちと一緒に汗を流す。「休むな」「走って集合」など、厳しく激を飛ばす上田監督。だが、この特訓の本質は、ただ肉体をいじめるだけではなく「ライバル同士負けんな」「周りを見ろ」「連帯責任だ」と仲間と一緒に乗り越える心の成長も期待してのことだと感じた。
さらに、およそ20mもの高さがある滝に場所を移し、精神を鍛える滝行も行なわれた。Jr.たちは約1分間、滝に打たれながら思いを吐き出す。その姿を見て、上田も滝の中へ。「まだいける!」「負けてらんねーんだよ」と自分を追いこみ、“これ以上は危険”と周囲が止めるまで、5分半もの間、滝に打たれ続けたのだ。
海で溺れたことのある上田は水が苦手。それにも関わらず、限界まで滝行に取り組んだのは、しっかりと乗り越えることによってJr.たちに伝わるものがあるんじゃないかと思ってのこと。さらに「KAT-TUNのメンバーのこともよぎって、これを頑張ることでなんとかなるんじゃないかと」と言葉を選びながら答えた。
「3人になっちゃってすごく悩んだけど、応援してくれるファンの方を裏切るわけにはいかない。でかいKAT-TUNでいきたいから」上田の男気あふれる行動は、グループとファンを背負っているからこそなのだ。「KAT-TUNのことしか考えてない」今、彼が頑張っているのは、すべてパワーアップしたKAT-TUNとして再稼働する日のため。そんな上田の言葉に、Jr.たちも涙を流した。