SMAPファンが求めるのはメンバーのダイレクトな“声” 「解散しない」報道で起きていたこと
先に例えたように、遠距離恋愛の相手とのふれあう機会が減り、心境が推し量れなくなっている今、事態を収束させようと表面的な施策を取ればとるほど、よりいっそうの不信感を持たれてしまう。ファンはただただ、SMAPがこれまで通り、いやこれまで以上にアイドルの最前線を走り抜けてほしいのだ。そして、SMAP自身もきっとその期待に応えようと必死になっているはず。5人のこれからをしっかりと応援したいのに、なぜか集中できない環境が続いているのは、悲しいことだ。
本当の意味でファンを安心させたいと思うのであれば、事務所やファンクラブは、ぜひSMAPが全員揃った形で、ファンと触れ合える機会を作ってほしい。メディアでは、以前『SMAP×SMAP』で敢行した5人旅のように、彼らの本音を聞ける企画を実現してほしい。ファンが待っているのは、SMAPのダイレクトな声なのだから。
(文=佐藤結衣)