けやき坂46(ひらがなけやき)新メンバーの実力は? オーディション合格11名の出演番組より考察
欅坂46のアンダーグループ・けやき坂46(ひらがなけやき)が、オーディション合格者11名の顔写真とプロフィールを公開した。
メンバーが長濱ねる1名であったけやき坂46(ひらがなけやき)は、2015年末より新メンバーを募集。最終審査に残った候補者がライブ配信サービス「SHOWROOM」にて、オーディションへの熱い思いを直接伝え、今回の合格者11名が決定した。長濱を含む12名がけやき坂46(ひらがなけやき)として活動し、彼女たちを加えると、欅坂46は総勢32名のグループとなった。
(参考:けやき坂46(ひらがなけやき)、オーディション合格者11名プロフィール発表)
プロフィール公開後には、3日間に渡り「SHOWROOM」にて合格者による配信を行った。合格者11人の中で驚きのプロフィールを明かしたのが、放送3日目のトップバッターを務めた影山優佳だ。彼女は、2015年5月に開催したオーディション・イベント『第2回AKB48グループ ドラフト会議』の候補者オーディションに出場した経歴を持つ。第2回ドラフト会議は、HKT48『74億分の1の君へ』のシングル選抜に抜擢され、指原莉乃のお墨付きでもある松岡はな、AKB48『翼はいらない』のシングル選抜にドラフト2期生の中で初めて選出された樋渡結依など、まさに48グループの次世代と言えるメンバーを輩出したイベントだ。
影山は、放送で「(ドラフト会議では)本当の自分を見せられていないと思いました。指名されず悔しい思いをしたので、欅坂を引っ張れるような、ファンの人にとって太陽みたいな存在になりたいです」と、当時抱いた思いとグループ加入への抱負を熱く語っていた。ファンから樋渡と容姿が似ているとコメントが挙がると樋渡とは今でも連絡を取っており、オーディションの相談をしていたことを明かす一幕も。放送では、長濱がセンターを務める「乗り遅れたバス」を歌唱し、伸びやかな歌声を披露した。
さらに、影山は欅坂46の最年少メンバーである平手友梨奈と同学年であるが、もう一人の同学年のメンバーが柿崎芽実。生年月日で言えば欅坂46、32名で柿崎が最年少となる。柿崎は、合格者発表時のフォトセッションでセンターを務めている人物だ。真顔で画面を見つめながら「喋るのが得意じゃなくて面白くないんですよね」と話しながらも、ファンからグループのセンターを狙っているか問われると「やりたいなとは思います。まだ何もできないような人なので頑張りたいです」と強気な一面も見せていた。
ほかにも、放送のトップバッターを担当し、天真爛漫なキャラクターで終始笑顔を振舞っていた高本彩花や、ファンからのコメント1人ひとりに丁寧に返答していき「みなさんのこと覚えてますので、みなさんも私のこと覚えててくださいね!」と放送を締め、3日間の最高視聴者数である約8700人を記録した齊藤京子。佐々木久美と「同じ佐々木で喋ってました! さっきーズ!」とはやくもユニット誕生を予感させた佐々木美玲と未来の担い手が出揃ったけやき坂46(ひらがなけやき)。今後、長濱と共にどのような動きを見せるのか。『サイレントマジョリティー』に続く2ndシングルでの動向など期待が高まる。
(文=渡辺彰浩)