三代目JSBが誇る天才肌のELLY、万能の山下…それぞれの個性はどう花開いた?

 自身のドキュメンタリー映画『Born in the EXILE』も公開され、快進撃を続けるダンス&ボーカルユニット・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE。これまでにない歌唱力、ダンス、ルックスで、男女問わず人気を獲得している。そんな三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのメンバー・ELLYと山下健二郎が歩いて故郷を回る「原点回帰の旅・後編」が、3月21日の『週刊EXILE』(TBS系)にて放送された。

 「原点回帰の旅・後編」ではELLYと山下、2人の“らしさ”の由来が見て取れたように思う。「ダンスの天才」「ダンスセンスが溢れている」と称されるELLYは、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEを一躍有名にした「ランニングマン」の振り付けを考案したことで有名だ。テーマさえあれば即興でダンスを踊れるというスキルは、「才能が有り余る」としか言いようがない。そんな彼が訪れたのは、地元・青森県三沢市にあるクラブ・DACHA。ずっと通っているクラブだそうで、店内にはELLYの先輩たちが勢揃いしていた。その先輩たちもDJやRAP、カメラマンなどそれぞれの分野で活動を続けており、ELLYがアーティストに囲まれ、“表現者”として育ってきたことがよく分かる。ELLY自身も、「イベントだったりフェスができた時には、みんなを呼んでやってほしいし、DJもやってほしい」と語っていた。「いつ踊れなくなるのかなって思うんですけど、ずっと踊ります。マイケル・ジャクソンやマドンナを見ていると全然まだイケると思うので。50歳、60歳…俺のおじいちゃんくらいまで頑張ります。84歳で踊っていたら最高。一生表現者でいたいので」と今後のELLY像を話す彼の才能とセンス、HIPHOPを愛する気持ちは、HIPHOPや表現者の仲間に囲まれた街・三沢で育ったからこそ生まれたものではないだろうか。

 天才肌のELLYとまた一味違った魅力を持つ山下は、メンバーから「器用な性格」と言われている。例えば、5thアルバム『PLANET SEVEN』のリード曲「Eeny, meeny, miny, moe!」のMVで披露している華麗なステッキダンス。完璧なステッキ捌きのため経験があるように見えるが、実はこのMVが初挑戦だったそう。そんな山下は番組内で母校を訪れ、当時の文集を見返す。クラスの「◯◯な人ランキング」のページには、至る所に山下の名前が挙がっていた。バスケ部にも所属し、文化祭でダンスもこなしていた山下は、学生時代からその器用さが際立っていたようだ。今後の目標を聞かれると、「ダンスが出来る間はパフォーマーとしてやっていきたいですし、個人としては演技も好きなので役者もやりたい」と、何でもこなせてしまう山下らしいコメントをしていた。

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