EXILE/三代目JSB岩田剛典が成功を掴んだ理由は? キャリアと人物像から考える

 甘いマスクと天才的なダンスで多くのファンを魅了する、岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)。2014年からEXILEのメンバーにも抜擢され、より一層の活躍をみせている。そんな岩田がソロで出演する「紳士服の青山」のCM撮影の様子が、2月29日放送の『週刊EXILE』(TBS系)で放送された。

 神奈川県内の某スタジオにて撮影されたこの新CMは、岩田が機能性に優れた青山のスーツを着てソロでのダンスを披露するという内容だ。水の上で華麗に踊るその姿は非常に魅力的で、女性のみならず男性の支持も得られそうである。本人も「ソロダンスを披露できて気持ちが高まったし、撮影も楽しかった。モニターで撮ってる画だけ見ても、これはカッコイイCMになりそうだなという予感がある」と番組内で手応えを語っていた。しかし、なぜ三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEやEXILEではなく、岩田ソロでの出演なのだろうか。

 それは、“岩田剛典”という人物像に理由があると考えられる。岩田の魅力と言えば、「努力の人であること」だろう。“世界一危険なダンス”とも言われるKRUMPを独学で学び、2010年にKRUMPの全国大会『KING OF BUCK』で優勝したことをきっかけにEXILEのNAOKIと知り合い、三代目J Soul Brothers・EXILEへ加入したというエピソードはファンの間では有名である。独学からの成功は、才能があったことはもちろん、影で相当な努力をしていたと推測できる。実際、2011年6月号の『月刊EXILE』で、「パフォーマンスをする上で最も大切なことは?」という質問に対し、岩田は「努力。努力した分だけ自信を持って良いパフォーマンスができます」と答えている。また、ドラマ『HiGH&LOW〜THE STORY OF SWORD』(日本テレビ系)で不良チーム「山王連合会」の総長役・コブラを演じた際の役作りも徹底している。二つのグループでの活動の合間、アクションシーンのために殺陣の練習をしたり、プロレスマニアという設定に近づくためにWWEの試合映像を見るなどの努力を欠かさなかったようだ。

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