『乃木坂46 Merry X'mas Show 2015』ライブレポート

乃木坂46、“妄想企画”も飛び出したクリスマスライブが終了 37名全員で『紅白歌合戦』の舞台へ!

 

 ここでライブは元気ロケッツによるリミックスを交えた「X'masメドレー」コーナーへ。「もろびとこぞりて」や「赤鼻のトナカイ」「サンタが街にやってくる」といったクリスマスソングと、「何度目の青空か?」や「ガールズルール」、「命は美しい」といったシングル楽曲をマッシュアップ。「制服のマネキン」はより尖ったアレンジになり、「おいでシャンプー」はやわらかな原曲とは異なるテクスチャーのサウンドで、パワフルさを演出していた。

 

 14曲目「転がった鐘を鳴らせ!」でサインボールを客席に投げたあとのMCでは、メンバーが2015年を振り返りつつ、齋藤飛鳥は「欅坂46の上村莉菜ちゃんは、私の握手会にも来てくれたんだけど。私のファンが『上村莉菜ちゃんのところにいくから』って。だから『バイバイ』って言うの」と彼女らしい発言で笑いを取った。その後、ライブは高山一実が『乃木坂って、どこ?』や『乃木坂工事中』で人気の“妄想恋愛企画”をプロデュースしたコーナーへ。「やさしさとは」「私のために 誰かのために」「初恋の人を今でも」「君は僕と会わない方がよかったのかな」というラブソングの曲間で、生田絵梨花、桜井玲香、井上小百合、堀未央奈を彼女役にし、ハンディカメラからの映像をビジョンに映し出すと、妄想デートのシチュエーションが完成。メンバーから発せられた胸キュン台詞に、会場からは大きな歓声が巻き起こった。

 

 ライブ後半は最新シングル表題曲「今、話したい誰かがいる」からスタート。その後、この日『紅白歌合戦』の歌唱曲にも決定した「君の名は希望」を歌い上げた乃木坂46は、続けて「ガールズルール」「ロマンスのスタート」「ダンケシェ―ン」と、盛り上がる楽曲を次々と披露。最後の楽曲に入る直前、衛藤美彩が「2015年は乃木坂46にとって、飛躍の一年になりました。でも、こうやってライブができるのは当たり前じゃない。皆さんに支えてもらったからできることなんです」と語り「失いたくないから」を熱唱し、本編は終了した。

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