Hey! Say! JUMPが迎える第二の成長期 先輩ジャニーズとの共演から何を学ぶ?
『ピンクとグレー』に関しては、原作者と演技者という非常にレアなシチュエーションで、作品に携わることができる。緊張感やプレッシャーがあるはずだが、それ以上に貴重な経験といえるだろう。そして、山田に関しては『暗殺教室』で主演を務めつつ、先輩・二宮と共演する。先輩が主演する作品に出演することは多くあるが、逆パターンは珍しい。バラエティで共演していたときとは、また違う刺激を受けることになるだろう。
代表曲にかわいらしい楽曲が多く、いつまでも若くフレッシュな印象があるJUMPも、デビューは2007年。それ以来、自分たちなりに道を切り開いてきた実績がある。Jr.時代に無我夢中で先輩の背中を追うのとは違い、そうした経験を積み重ねた後に受ける先輩からのアドバイスはより染みるはず。その吸収率の高さがまた、先輩たちにとっては教え甲斐のある後輩に映るのではないか。
JUMPにとって、今は第二の成長期。デビュー時以来の勢いを感じる。今後、どのような実力を身につけていくのか、目が離せない。
(文=佐藤結衣)