嵐・大野智がアートに込めたメッセージとは? 寡黙なリーダーが語り始めた「胸の内」
大野にとって絵を描くことは、創作自体を楽しむものから、誰かへ向けてメッセージを放つものへと変化していったようだ。
また『QLAP!』(9月号)では「この7年間でいちばん変わったのは気持ちなのかな。前回の個展に出した作品はただ好きで描いてただけのものだったけど、その後の7年ですごくいろんなことを考えたり、絵のタッチ、やり方、技法も新しくなって。大野智の“らしさ”みたいなものが出てたらいいなと思う」と語っている。
普段は多くのことを語らない寡黙でマイペースな彼だが、嵐のリーダーとして常にメンバーのことを考え活動を続けてきた。今まで胸に秘めてきた彼の思いは、年月とさまざまな出来事を経て、その表現活動を通して今後より明らかになっていくのかもしれない。
(文=竹上尋子)