メジャー2ndシングル『サマーヌード・アドレセンス』インタビュー
夢みるアドレセンス、メジャー活動での“心境の変化”明かす「意識を高めあって上に行きたい」
「『せつない』って感覚をあんまり知らなかったんだけど、「うわ、せつない!」と直感的に思いましたね」(京佳)
——真心ブラザーズの「サマーヌード」は1995年だから20年前ですね。
小林玲:ふたりとも生まれてないんです。
——ハッ!
京佳:真心ブラザーズさんは知らなかったんですけど、山下さんが歌ったのは聴いたことがありました。
小林玲:お母さんが音源を聴いたときに「これってまさか!?」って。
京佳:ボーカルが女性なのは私たちが初めてで、新しい歌詞でせつないけど、ノリノリに踊れちゃう曲にもなってるので、他の世代の方にも聴いていただきたいです。
小林玲:同世代にも聴いてほしいし、真心ブラザーズさんの原曲を知っている世代の方たちにも夢アドを聴いて「いい味が出てるな」と感じてほしいです。
——「サマーヌード・アドレセンス」は、真心ブラザーズの「サマーヌード」をCHOKKAKUさんがリアレンジした「ENDLESS SUMMER NUDE」をさらに再構築した楽曲ですね。「サマーヌード」の原曲は聴きましたか?
小林玲:男性が歌ってるから雰囲気が全然違いますね。
京佳:原曲には「胸と胸 からまる指」という歌詞があるけど、夢アドには「指をからめ」って歌詞があって、似せたりしてるのかな?
小林玲:「サマーヌード・アドレセンス」の歌詞はせつないんですよ。
京佳:「せつない」って感覚をあんまり知らなかったんだけど、「うわ、せつない!」と直感的に思いましたね。
——ふだん、せつなくならないんですか?
京佳:あんまり。せつないことがない(笑)。
小林玲:メロディーが爽やかで、サマー・チューンだけどせつないんです。
京佳:せつないけど踊りたくなる、ノリノリな感じです。
——作編曲にクラムボンのミトさん、作詞にmeg rockさんが参加されてますね。ミトさんには会いましたか?
小林玲:お会いしました。レコーディングですごくほめてくださいました。
京佳:ミトさん、若かったです! 「25歳ぐらいかな?」と思ったら、40歳で「えーっ!?」って!
小林玲:髪型も個性的な方で。
——meg rockさんからは何かアドバイスはありましたか?
京佳:ありました。meg rockさんから「ここ、せつなく歌ってほしいんですよね」って、実際にワンフレーズを歌ってくださって、それを聴いて歌いました。せつなくというのが難しかったんですけど、meg rockさんのおかげで歌えました。
小林玲:すごくいろいろアドバイスをくださいました、「ここはこうしたほうがいい」と。