AKB48メンバーがLGBTについて討論 峯岸みなみ「女の子と付き合える自分もいる」

 土田晃之とAKB48の指原莉乃がMCを務める深夜の番組『僕らが考える夜』(フジテレビ系)。5月7日分では、「LGBT」についての討論が繰り広げられた。

 同番組はAKB48のメンバーが“現代を生きる若者代表”として、ゲストや気鋭の論客と掲げられたテーマを元に議論を交わす、ソフトでポップな討論番組。今回はダチョウ倶楽部・上島竜兵をゲストに、論客には濱野智史氏と岩下尚史氏、東小雪氏を迎えて意見が交わされた。

 冒頭、番組ではLGBTについて「20人に1人」という前置きがされたあと、同性パートナー条例など、当事者を取り巻く環境が変化していることを説明。「同性は結婚の対象になるか?」という質問について、指原は「芸能界にはLGBTの人が多い」と語ると、峯岸は「芸能界はそういう人が多いので気持ちが楽になる。でも学校や会社など閉鎖された空間にいるとそうはならないのかも」と、業界ごとの意識の違いについて語った。

 続いて岩下が「同性愛は日本において罪ではなかった」と、法律では干渉されていなかったことを語ると、上島は「若いころはダメだった」と返し、濱野が「子供を残す、家を残すとなると反対せざるを得ない世の中だった」とこれを補足。東はこのことについて「いるのかいないのかわからない人の権利は守れないという意識」と、干渉されていないからこそ社会において容認もされなかった事実を振り返った。

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