Hey! Say! JUMP・山田涼介の“女子力”はなぜ10代女性に支持される? 人気上昇の背景を読む
Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める映画『暗殺教室』が、興行通信社が3月23日に発表した土日2日間(3月21日~22日)の全国映画動員ランキングで1位となり、注目を集めている。同作は『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画を実写化したもので、地球を破壊する力を持つ謎の生物“殺せんせー”と、彼を暗殺することになった生徒たちによる学園生活を描いたアクションコメディーで、殺せんせーの声優を嵐の二宮和也が務めていることでも話題だ。
シネマトゥデイによると、鑑賞動機(複数回答可)としては「キャストが好き」が38.1%を占め、客層の男女比は1対9と女性が圧倒的。年齢別では16~19歳が35.5%、13~15歳が22.4%と10代が半数以上を占めており、山田が10代女性から圧倒的な支持を得ていることが伺える。(参考:山田涼介主演『暗殺教室』が初登場1位!10代から圧倒的な支持!【映画週末興行成績】)
いったいなぜ、山田は10代女性から人気があるのか。その理由をジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏は次のように分析する。
「山田さんがとくに若い女性から人気を集めているのは、たゆまぬ努力によって現在のポジションを獲得したという背景や、その甘いマスクに依るところも当然あるでしょう。しかし、それ以上に気になるポイントは、彼の持つ“女子力の高さ”です。先日、『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBSテレビ)に出演した際は、休日に仲良しメンバーの岡本圭人と一緒にカフェ巡りをする様子が特集されていたように、彼の趣味志向はいわゆる“リア充の女子”に近いものがあります。彼は手料理もしますし、可愛い雑貨やインテリアも大好きで、若い女性にとっては共感しやすい存在なのでしょう。SNSなどのコミュニケーションに慣れ、共感によってつながることが日常化しているような10代女性にとっては、彼のような男性がいわゆる“モテるタイプ”なのかもしれません」