西廣智一が乃木坂46の11th選抜を分析

乃木坂46の今後を3つの観点で予想 新選抜メンバーに期待されることは?

2. 西野七瀬、3度目のセンター選出の意味

 今作ではセンターを務めるメンバーも変わった。前作およびアルバムでは生田絵梨花がセンターに経ち、2014年後半を牽引してきた。そして新作では8thシングル『気づいたら片想い』、9thシングル『夏のFree&Easy』でセンターを経験した西野が3回目のセンター選出。これで西野は1stシングル『ぐるぐるカーテン』から5thシングル『君の名は希望』まで5作連続でセンターを務めた生駒里奈に続いてセンターを多数経験することになる。

 10枚のシングルと初のアルバムでひと区切りを付けた後、乃木坂46の第2章の幕開けを飾る新作の“顔”となるべきメンバー。あるいは、今後の乃木坂46の“顔”となるべきメンバーとも言えるだろう。ここに、すでに“乃木坂46の顔”である生駒や白石麻衣といった人気メンバーを選ばず、あえて三たび西野を選んだのにも理由があるはずだ。

 昨年後半から乃木坂46に対する世間の注目は、急激に高まっている。そんなタイミングで発表される2015年最初のシングルの“顔”に選ばれたということは、間違いなく運営側は「西野を生駒や白石と同じくらい、世間に通用するメンバーにしたい」と思っているのだろう。実際、西野は今年2月に初のソロ写真集出版も控えているし、同月下旬からはWOWOWで出演ドラマも放送される。すでにファンの間ではトップクラスの人気を誇り、握手人気もTOP3の実績があるだけに、次はその勢いを外に向けて放っていく。それも、これまでのような方法とは違った形で。これまでもそのチャンスは何度もあったが、グループへの注目度がかなり高まった今だからこそ勝負を賭けるタイミングなのかもしれない。世の中的には顔と名前が一致するメンバー数がまだAKB48ほどではない乃木坂46だけに、西野がこれからどれだけ飛躍していくのかが楽しみでならない。

 となると、次章のプロローグとなる本11thシングルでは何か新しい仕掛けをする必要がある。

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