ゴールデンボンバー喜矢武豊、“人間魚拓”に挑戦 『CDTVスペシャル』で顔面まで墨だらけに
紅白で樽美酒研二が断髪パフォーマンスを行ったゴールデンボンバーは、「ローラの傷だらけ」に合わせ、メンバーが喜矢武豊の全身にローラーで墨を塗り、巨大な和紙に体当たりすることで「羊」という文字を書く“人間魚拓”というパフォーマンスを披露した。白の全身タイツに身を包んだ喜矢武豊に、樽美酒研二と歌広場淳が墨を塗り始めると、観客からは悲鳴のような歓声が上がる。顔面まで真っ黒となったところで、「王」の字をかたどったパーツを胸に装着する喜矢武豊。両手で「羊」の上部の点を、身体で縦棒を描くことで、文字を完成させようという試みだ。勢い良く和紙に体当たりをすると、見事「羊」の文字を描くことに成功したが、その後、喜矢武豊は床に倒れ、そのまま動かずにパフォーマンスが終了。客席が笑いに包まれた。なお、今回の“人間魚拓”は昨年、喜矢武豊が自毛に墨をしみ込ませて行った“人間書き初め”に続くパフォーマンスとなる。
いきものがかりやNEWS、Hey! Say! JUMP、miwa、E-girlsといった人気アーティストのパフォーマンスが続いた後、後半ではイチオシアーティスト5組として、ゲスの極み乙女。、KANA-BOON、大原櫻子、KNOCK OUT MONKEY、安田レイが続けて演奏を披露。音楽性もさまざまで、これからの音楽シーンの充実を予感させるステージングとなった。
ラストでは、佐々木真央、新山詩織、吉田山田がそれぞれ情感たっぷりのバラードを披露し、『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2014→2015 』は、しっとりと幕を閉じた。
番組終了後は出演者がそれぞれ番組の感想をツイッターにて報告。ファンキー加藤は「2015年、最幸のスタートを切ることができました。関係者の皆さん、共演者の皆さん、そして深い時間にも関わらず番組を観てくれた皆さん、本当にありがとうございました。」、ゲスの極み乙女。のほな いこかは「CDTV出番終わり!起きててくれた方ありがとうございました。あけましておめでとう〜!」、KANA-BOONの鮪は「CDTV、観てくれたみなさんどうもありがとうございました! よし!休む!休むぞ!」と、新年初仕事となった同番組出演への感謝を延べた。
人気アーティストが多数登場し、紅白歌合戦とはまた異なる面白さが感じられた同番組。2015年も多くのアーティストが番組を彩ってくれそうだ。
(文=向原康太)