森高千里「見せパン」エピソードを明かす「もういっちゃえ!って感じでした」
森高千里が『LIVE MONSTER』(日本テレビ系)の9月29日放送回に登場、ブレイク時のエピソードを明かしたほか、tofubeatsとのコラボレーション・ライブを披露した。
今年でデビュー27周年を迎える森高千里。番組では、森高が音楽業界を驚かせた仕掛けの数々を紹介した。まずは、彼女のシンボルでもあった「衝撃の美脚ミニ」について解説。シングル『ザ・ストレス』『17歳』などのMVを振り返るとともに、当時世間を驚かせた「見せパン」についても語った。森高は「バンドブームだった中、みんなに覚えてもらうためにわかりやすく衣装を派手にした」と語るとともに、イニシャルが書かれたパンツを見せるアイデアについては、「攻撃的な感じで、もういっちゃえ!って感じでした」と、当時の心境を明かした。
森高特有の作詞術に迫るコーナーでは、「ハエ男」や「薹が立つ」、「しりたがり」といったユニークな楽曲を紹介。1988年に発表した2ndアルバム以降、アイドルとしては珍しく、これまで160曲以上を作詞してきた森高だが、作詞を始めた当初は「サビ」がなにかすらわからなかったという。司会の中村正人は「だからこそ枠にとらわれない歌詞が生まれてきたのでは」と、独自の詞世界が育まれた理由を考察した。
「美脚ミニ」と「作詞」という2つの武器を持ち、これまでのアイドル像を一新した森高だったが、彼女の挑戦はそこで終わらなかった。90年代初頭からはドラム、ギター、キーボードなど、さまざまな楽器を自ら演奏するようになる。「ロックンロール県庁所在地」のレコーディングでは、全ての楽器をひとりで演奏し、話題となった。森高は「高校の時にバンドを組んでドラムを叩いていたけれど、CDになって世の中に出ていくような腕前ではなかった。だけどチャレンジとしてやってみた。へたっぴだけど、自分のリズムだから歌いやすい」と、ドラムを叩きながら歌うことのメリットを語った。