ジャニーズWESTはキスマイの好敵手に? ブレイクの可能性を検証する

日生劇場『なにわ侍 ハローTOKYO!!』公式ホームページより。

 今年4月にシングル『ええじゃないか』でデビューしたジャニーズWESTがその存在感を増している。

 10月からは生放送のトーク番組『リトルトーキョーライブ(仮)』(テレビ東京)にて、Hey! Say! JUMPとともにレギュラーを務めるほか、メンバーの重岡大毅は宮藤官九郎脚本のTBS系10月期ドラマ『ごめんね青春!』で関ジャニ∞の錦戸亮と初共演。9月3日からは主演舞台「台風n Dreamer(タイフーン・ドリーマー)」もスタートしており、デビュー直後とは思えないほど多方面から引っ張りだこになっていることが伺える。

 ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏は、ジャニーズWESTが今後「確実にブレイクする」として、その理由を次のように分析している。

「ジャニーズWESTは他の若手グループの中では、Kis-My-Ft2と近いデビューの仕方をしています。Sexy ZoneやHey! Say! JUMPの場合は、Jr.の中でも特に光る逸材を揃えてデビューさせた感じで、若いアイドルならではの可能性やきらめきを感じさせますが、一方で芸の部分では当初未完成な部分が多く、デビュー後に方向性を模索していきました。しかしキスマイの場合は、Jr.の期間がとても長かったため、ある程度タレントとして成熟してからデビューしています。現在、キスマイはバラエティ番組などでも独自のキャラを発揮し、従来の女性ファンのみならず、幅広い層に受け入れられていますが、それは自分たちの見せ方をよく知っているうえ、芸の幅も広いから、という面があるでしょう。同じように、WESTのメンバーもまた、関西Jr.として豊富に経験を積んでからのデビューだったため、すでにあらゆる方面のエンターテイメントに対応できる実力を身に付けています。彼らが急に活躍の場を拡げたのは、決して事務所の後押しだけではなく、近い将来、キスマイのようにブレイクすることを予感させます」

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