嵐・大野智が『GUTS!』に示した自信 実力作家陣によるカップリング曲も聴き応えアリ
同じく通常版に収録された「Love Wonderland」は「君が笑えるように」から一転、軽快なギターのカッティングが印象的なポップソング。作詞・作曲から編曲まで務めたのはヒップホップ・R&BミュージシャンでPALM DRIVEを率いるAKIRA氏(作曲・編曲はU-TA氏と共作)。アレンジも含めて一聴するとSMAPの曲と間違えそうなサウンドで、これまでの嵐にはなかったテイストの楽曲だ。底抜けに明るい調子でとにかく楽しい気分になれるので、これまたコンサートで盛り上がりそう。ちなみに「Love Wonderland」は二宮と相葉雅紀、松本潤のお気に入りソングだという。
4月30日に放送された『ARASHI DISCOVERY』(FMヨコハマ)の中で大野智は「今回のシングルはカップリング曲もいっぱい入っていて、それぞれが異なる毛色に仕上がっている。曲の幅がとても広いので、きっとカップリング曲も楽しんでもらえるはず」と語っている。その言葉に違わず、本記事で取り上げた3曲はどれもテイストの異なる聴き応えのあるものばかりだ。ぜひ初回限定盤と通常版の両方を手にとって、それぞれの曲を聴き比べしてみて欲しい。
(文=北濱信哉)