Sexy Zone佐藤勝利はなぜ「永遠の0番」と呼ばれる? センターとしての実力を分析

 さらに挿入歌となっていた「A MY GIRL FRIEND」は、歌い始めが佐藤のソロで始まるメインナンバー。少しかすれた味のある彼の声を堪能するにはピッタリな1曲。切ない歌詞に合わせて、瞳をうるませて歌う姿も印象的だ。

 そう、歌の合間にキュートな表情を見せたり、またアダルトな雰囲気の曲「Be Free」では頬に指を伝わせてセクシーな仕草を魅せるなど、表現力も増している佐藤。今回のツアーを見ると、苦手としていたコンサートでの煽りにも慣れてきた様子だ。

 デビューして3年で、これほどまでにセンターとしての実力を高めるのは決してラクな道ではなかったはず。しかし佐藤はいつもヒョウヒョウとして、努力のあとや泥くささを一切見せない。そこが、永遠の0番になるべくしてなった才能と素質なのだろう。今度の飛躍が楽しみだ。
(文=ジャニ子)

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