KAT-TUNはなぜピンチに強い? トラブルも追い風に変えるチームワーク力
田中不在の『楔-kusabi-』も、新生KAT-TUNの方向性を見いだせる仕上がりだとジャニ子氏。
「先に述べたように、田中さんのラップが抜けてオラオラ感は減りましたが、その分大人っぽくてしっとりとしたアプローチの曲が多くなっています。年齢的にもイメージを大人向けにしていく時期なので、そういった方向に進むことに対し、多くのファンは好意的に受け取っているのではないでしょうか。メンバーも田中さん自身も、すでに腹をくくっているようなので、今後は新生KAT-TUNに期待していきたいところです」
そのヤンチャぶりゆえ騒動の絶えないKAT-TUNだが、それも大きな魅力であることはたしか。新生KAT-TUNが今後、グループとしてどこまで成長できるのか、しっかりと見届けたい。
(文=松下博夫)