>  > 三宅健、役者としての魅力は“顔”の多さ?

V6三宅健、役者としての魅力は“顔”の多さにあり 『トットちゃん!』と舞台での活躍を紐解く

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 10月2日から放送されている帯ドラマ劇場『トットちゃん!』(テレビ朝日系)。今もなおエンターテイメント界の第一線を走り続けている、黒柳徹子の半生を描いた物語だ。視聴者からの評判も上々で、視聴率も安定している。松下奈緒、山本耕史、里見浩太朗、高橋克典、ディーン・フジオカなど豪華な顔ぶれの中、37話からV6の三宅健も登場。NHKのフロアディレクター・久松勇役を好演している。

 三宅演じる久松は、NHKのフロアディレクターだが、後に現・テレビ朝日であるNETテレビの局員に移籍し、徹子の代表番組となる『13時ショー』や『徹子の部屋』を立ち上げた男だ。普段はニコニコしている三宅だが、久松役ではその笑顔を封印していることが多い。テレビ一期生仲間として共に高め合い、徹子に対して時に厳しく指導することもある。馴れ合いだけではないからこそ、徹子がテレビスターとして成功を収めることに欠かせない人物でもあるのだ。

 そんな久松を演じる三宅にとって、『トットちゃん!』は2014年の昼ドラ『ほっとけない魔女たち』(フジテレビ系)以来のドラマ出演。1990年代は『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』(TBS系)を皮切りに、『Vの炎』(フジテレビ系)、『銀狼怪奇ファイル』(日本テレビ系)、『PU-PU-PU-』(TBS系)など、頻繁にドラマ出演していた三宅。1990年代の三宅は様々な役を演じていたが、どちらかというとボソボソとセリフを喋る気弱な役のほうが板についていたと感じる。しかし、『トットちゃん!』では、熱血漢の久松も違和感なく好演。キャリアを重ねてきたことで、確実に彼の演技の幅が広がったことが分かる。

 その要因の1つとして、舞台への取り組みが上げられるのではないだろうか。2000年以降、三宅は舞台での活躍が目立っており、実に様々な役を演じてきた。直近では、『滝沢歌舞伎』に2016年・2017年と2年連続で出演。タッキー&翼・滝沢秀明が初の脚本・演出を手掛けた『鼠小僧』で、おかっぴき・仙吉役を熱演している。仙吉は正義感溢れる優秀な男。『トットちゃん!』の久松役に通じる部分もある。しかし、どちらかというと仙吉のほうがクールで、受ける印象は少し違う。この微妙な違いを演じ分けれることこそ、三宅の真骨頂ではないだろうか。

 たとえば、『滝沢歌舞伎』。三宅を見ていると本当に起用な人だと実感すると共に、彼が持っている“顔”の多さに感心する。1部では「MASK DANCE」や「浮世艶姿桜」などでダンスや歌を披露。そこにはキメ顔、笑顔、切ない顔、挑発的な顔……など、様々な表情が詰まっている。パフォーマンスというカテゴリーの中でも、多様な顔を見せてくれているのだ。そして、2部では一気に役者の顔へ。鼠小僧の正体である次郎吉の言動に対して訝しげな表情を浮かべたり、鬼気迫る様子で殺陣を披露したり、1部とはまた別の顔である。

      

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