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欅坂46・菅井友香の“お金持ちお嬢様キャラ”はどう活きる? 『徳山大五郎』で際立つ個性を考察

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 “菅井友香=お金持ちのお嬢様”というキャラクターは、もう欅坂46結成当初から揺るがないイメージである。『欅って、書けない?』での自己紹介映像から、豪華な家具を前で馬術部に所属して乗馬が趣味とアピール。喋り方や所作からも育ちの良さが漂い、本人がいくら謙遜しても筋金入りのお嬢様だとわかる。そのお嬢様らしさと天然キャラのギャップがとても魅力的な彼女だが、今回の役柄では天然キャラの代わりに、「しっかり者の優等生」という特徴を与えられた。

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 『徳山大五郎を誰が殺したか?』第8話では、その菅井の真面目な優等生キャラが崩される展開によって、彼女のグループとクラス全体に大きな転機が訪れるのだ。それと同時に、ひとつの謎が解決する。徳山が持っていたリストとは何だったのか、そして最も怪しい大人であった校長が事件に関わっているのかどうか。

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 卒業アルバムの写真撮影で誰もいなくなった教室で、平手友梨奈は菅井にリストのことを訊ねる。するとそこに、大四郎を徳山大五郎と思い込み詰め寄った警備員姿の男(森下能幸)が現れ、リストが裏口入学した生徒の一覧だと明かされる。平手は嘘のリスト(卒業生名簿を切り抜いたもの)を渡してその場を鎮めるが、原田葵に目撃されてクラス中に知れ渡ってしまうのだ。完全無欠だった菅井のキャラクターは、裏口入学というプロットに意外性を持たせるターゲットとして最も適している。

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 放課後に菅井をクラス全員が追求する場面は、いつになく冷酷な幕開けだった。教室の騒がしさを一瞬で打ち消すように、教室を出ようとした菅井の背中にバスケットボールをぶつける守屋茜。水を得た魚のように責め立てる守屋のグループと、それに便乗して冷静に菅井を攻撃する渡邉理佐のグループ。そして菅井の「信じてくれるよね?」の問いに黙りこみ、気まずそうに目を伏せる菅井のグループの面々。

 この菅井のグループは実に個性的な面々が揃っている。守屋グループは“存在感”、渡邉グループは“ポテンシャルの高さ”が際立ったが、ここは中立グループ同様に個人のキャラクターの“個性”が光っている。

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 菅井への追求の場面に何故かいなかった今泉佑唯は、シングル曲で2曲続けてフロントに立つ、センター候補の逸材だ(2曲連続フロントなのは平手と渡辺梨加と今泉だけ)。第7話では、同じく菅井グループに属している小林由依とギターを披露。これは2人が組んでいるユニット“ゆいちゃんず”として、代表曲の「渋谷川」を弾いていたのである。これまであまり目立つ場面がなかっただけに、第7話でようやく登場したサービス場面ということだろう。

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 その小林は、欅坂46内でも随一の楽器のセンスを持っていて、ギターだけでなくピアノやサックスまでこなす。しかもドラマ直前に放送された『欅って、書けない?』の演技力チェックでは、ひとりだけシリアスすぎる演技を見せて、ハライチ・澤部に褒められる一幕もあった。芸達者というよりは、“才女”のイメージが非常に強いのだ。

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 また、グループ5人の中では幼い雰囲気を残す原田葵。平手に次ぐ年少メンバーである彼女は、まだあどけなさを売りにしている一面が見受けられ、劇中では鈴本美愉から、「R12」や「小学生」と呼ばれる場面も。こういうタイプは、先日ショートカットにしてこれまでのイメージを覆したNMB48の市川美織のように、いずれ大きく確変する可能性を秘めているから注目である。

      

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