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5thシングル『Dear Teardrop』リリース記念特別対談(その1)

Mia REGINA×こだまさおり対談 “涙とガールズトーク”する『citrus』EDテーマ秘話を語り合う

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 ディアステージ所属のアニソンボーカルユニット・Mia REGINAが2月28日に5thシングル『Dear Teardrop』をリリースした。

 このシングルの表題曲は現在放送中のTVアニメ『citrus』(TOKYO MXほか)のエンディングテーマ。女子高生同士の恋愛という危うくも甘酸っぱいアニメのストーリーよろしく、片想いの相手を前に涙する瞬間を捉えたどこか切ない言葉の数々が耳に残るミディアムチューンだ。

 そこで今回はシングルリリースを記念してMia REGINAの3人と、「Dear Teardrop」の作詞家・こだまさおりの座談会をセッティング。実はMia REGINA結成以前からの間柄だという、縁浅からぬ4人に「Dear Teardrop」制作秘話や聴きどころを大いに語り合ってもらった。(成松哲)

「こんなシンプルに表現できるのか!」

ーーこだまさんはMia REGINA名義の楽曲の詞を手がけるのは初めてながら、彼女たちがSTAR☆ANIS名義でテーマソングや劇中曲のボーカルを担当するTVアニメ『アイカツ!』シリーズの楽曲群の作詞家でもあります。

ささかまリス子(以下、リス子):3人ともデータカードダス『アイカツ!』とTVアニメ『アイカツ!』が始まった頃(2012年)から歌わせていただいているので、こだまさんとはそれ以来のお付き合いですね。

こだまさおり(以下、こだま):だから直接お会いしたことは数えるくらいしかないんだけど、皆さんのことはアニメを一緒に作り上げている仲間だと勝手に思ってましたし、「3人がMia REGINAとしてデビューするよ」って話を聞いたときも「よかったねー」って勝手に喜んでました(笑)。

霧島若歌(以下、若歌):実は私たちも私たちでこだまさんのことを勝手に仲間だと思っているフシがありまして……(笑)。お会いする機会はあまりなかったとはいえ、STAR☆ANISのライブを観に来てくださって、そのときにお話しさせていただいたりはしているので。

上花楓裏(以下、楓裏):だから今回も「作詞はこだまさんだよ」って聞いたときから、安心感がありました。

若歌:「安心と信頼のこだまさん」だったよね(笑)。

リス子:ただだからこそ、これまでは「『アイカツ!』キャラはうらやましいな」とも思っていて。

左から、こだまさおり、上花楓裏、ささかまリス子、霧島若歌。

ーーうらやましい?

リス子:『アイカツ!』キャラはこだまさんに歌詞を書いてもらえてたから(笑)。

若歌:「いつか私たちも歌いたいな」って思っていたので、今回ついに夢が叶いました。

こだま:こちらこそありがとうございます(笑)。『アイカツ!』の楽曲はアニメやゲームに登場するアイドルキャラ、それも中学生キャラが歌うものだから、どこか幼さが残っていたりするんですけど、今回はMia REGINAさんの楽曲ということで歌詞もグッと大人っぽい。私も”夢が叶った”というか、「3人にこういう歌詞を書ける日が来たんだなあ」って感慨深かったです。実際『アイカツ!』のキャラクターとして歌うのと、Mia REGINAさんとして歌うのとでは表現の仕方がちょっと違ってますよね。どうやって歌い分けてるんですか?

若歌:実は自分の中ではメチャクチャ変えているつもりはないんですけど、ファンの方やスタッフさんから「『アイカツ!』の曲とMia REGINAの曲だと歌が全然違うね」って言われることもあるから、なんか無意識のうちに意識しているというか。『アイカツ!』の楽曲のときは私が担当している(星宮)いちごちゃんに自然と気持ちを寄せられているし、Mia REGINAの楽曲のときは自然と私らしく歌えてはいるんだと思います。

リス子:あっ、私は逆ですね。Mia REGINAとして活動を始めたことで「自分の歌ってこういう感じなんだ」「私、美月ちゃん(リス子が歌唱を担当する『アイカツ!』キャラクター・神崎美月)の歌はこういう感じで歌ってたんだ」っていうのがわかりましたから。

こだまさおり

ーーMia REGINAの一員になったことで、あらためて“ささかまリス子の歌声”と“神崎美月の歌声”を知った、と。楓裏さんは?

楓裏:2人のどちらとも違って、Mia REGINAでは私が一番歌いやすい歌い方をしちゃってる感じですね。だからMia REGINAのときのほうが曲に気持ちを乗せやすいな、とは思ってます。

ーー3人は今回のシングルの表題曲「Dear Teardrop」の歌詞についてどんな印象を持ってます?

リス子:今回の「Dear Teardrop」だけじゃなくて『アイカツ!』シリーズの曲もそうなんですけど、こだまさんの歌詞はとにかくキレイで素直というか……シンプルなんだけど奥深いなって思ってます。

若歌:このあいだラジオ(東海ラジオ『Mia REGINAのTHAT’S A RADIO~千里の道はラジオから~』)でも話したんですけど、最初の<瞳の奥が熱くなる>っていう歌詞にもうグッときちゃって(笑)。泣きそうだけどちょっとガマンしているっていう切なさをこんなシンプルに表現できるのか! こういう言葉で表現するか! ってビックリしました。

リス子:しかもこの曲の主人公の女の子って、「世界がぼやけてしまう」くらい目に涙を溜めてはいるんだけど、最後まで涙を流しはしないんですよね。

ーーまさに“Dear Teardrop”。涙をお迎えしている状態=泣き出すまでの歌ですもんね。

若歌:その<瞳の奥が熱くな>ってから実際に泣いちゃうまでの一瞬の気持ちとできごとをこんなにキレイな言葉たちで描けるのが本当にすごいですよね。

リス子:本当に読めば読むほど深い歌詞だなって思ってます。

こだま:ありがとうございます。……でも、なんでこういう歌詞になったんだろう?

ーー他人事ですか!?(笑)。

こだま:うまく説明できないんですよ、歌詞についてって。感覚の部分が多くて。こう言うと雑に聞こえてしまう気もするんですけど、まずメロディがあって、そのメロディが訴えてくる感情のうねりみたいなものに寄り添うと言葉が出てくるって感じかなあ。

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