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AKB48に渡辺麻友が託した思いとは? バトンを受け継ぎグループは再び“大きなステージ”へ

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 2月9日に放送された『次ナルTV-G』(フジテレビ系)にて、渡辺麻友の特集番組『渡辺麻友~AKB48卒業までの63日間に密着、そしてその未来』がオンエアされた。この番組は、1月27日にフジテレビNEXTで放送されたものをダイジェストとしてまとめたもの。昨年、10月31日にさいたまスーパーアリーナで開催した『渡辺麻友卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~』から、AKB48メンバーとして在籍した12月31日までの、最後の63日間に密着している。前田敦子や大島優子、昨年4月にグループを卒業した小嶋陽菜など、AKB48を代表する歴代のメンバーたちは代々見えないバトン、メッセージを後輩に受け継いできた。番組内で、指原莉乃が「本当に影で支えてくれているというか、まさに背中で語るタイプだと思います」と渡辺について語るシーンがあるが、まさしく彼女もそのAKB48の伝統を守るべく、全てのステージにて後輩に背中で語ってきたのだ。

AKB48『11月のアンクレット』(Type A 通常盤)

 渡辺の地元・埼玉での開催となった卒業コンサートの中で、筆者が特に印象に残っているのが、オープニングの「初日」だ。オーケストラ演奏をバックに、渡辺は声を詰まらせ涙を見せる。<私は立ってる/憧れのステージ>という出だしの歌詞は、レッスンから劇場公演デビューまでを歌っているものだが、ラストを迎える彼女のステージにあまりにも合いすぎている歌詞に思える。「初日」は、チームBの劇場公演楽曲。コンサートのサブタイトルに掲げている「~みんなの夢が叶いますように~」は、チームBの円陣のかけ声であり、同時に彼女がこのコンサートで表現したいメッセージでもある。そのメッセージとは、「真夏のSounds good !」に立つフォーメーションを渡辺が若手メンバーから選出していることからも分かるように、次の代へバトンを繋ぐこと。総監督の横山由依が口々に「当たり前ではない」とAKB48の今の立ち位置を様々な場面で確認しているように、グループは再びの“AKB48の時代”、そして2016年に達成した東京ドームの再公演を目標としている。

 1月13日に放送された『AKB48 SHOW!』(BSプレミアム)での特集「紅白歌合戦密着スペシャル」の中で、紅白のステージを前に円陣を組むメンバーを代表し横山由依は、前日に乃木坂46がレコード大賞を受賞したことに触れ、「ここから私たちがもう一度一丸となってやっていかないといけない。何かを変えていかないと、このまま大きなステージに立つことなく終わってしまうんじゃないかなって思ったの」とグループの現実に向き合い、メンバーを奮い立たせていた。最後のステージを前に渡辺は「自分の思いは残していったつもりなので、しっかりと受け継いでそれを胸に頑張ってくれる子がたくさんいてくれたら嬉しいなと思います」と言葉を残している。

      

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