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セカオワ、GReeeeN、嵐……2018年平昌オリンピック各局テーマソングの傾向は?

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 『第23回オリンピック冬季競技大会』(2018年平昌オリンピック)がいよいよ開幕した。2018年2月8日午後9時30分スタートのジャンプ男子ノーマルヒル(予選)を皮切りに、2月9日の開会式を経て、スノーボード、アイスホッケー、スピードスケート、フィギュアスケートなど各種競技でメダル争いが行われている。9日には五輪フィギュア団体男子ショートプログラムで宇野昌磨選手が103.25点で1位に輝くなど、日本代表も幸先良いスタートをきっている。

 そんなオリンピックでは各大会、NHK・民放ともに中継が行われる際のテーマソングが設けられているのだが、今回選ばれているのはいずれもミディアム〜バラード調のナンバーだ。「史上最も寒い五輪」と言われる大会だけあって、応援ムードを盛り上げるというよりは、大会に向けて努力を重ねてきた選手たちを労い、やさしく背中を押すような楽曲が揃っている。

 NHKのテーマソングに選ばれたのは、SEKAI NO OWARI「サザンカ」(2月1日先行配信/2月28日発売)。夢を追いかける人/それを見守ってきた人、いずれかの立場を経験したことがある人すべての心に響く普遍性のある応援ソングだ。演奏は最低限におさえられており、Fukaseの歌声が前面に押し出されている。スポーツだけでなく、受験や就職活動など新たな道へ進むための努力を積んでいる人たちもきっと勇気づけられることだろう。Fukaseと神木隆之介が兄弟役を演じたMVのストーリーも胸を熱くさせる。

SEKAI NO OWARI「サザンカ」
GReeeeN『ハローカゲロウ』(通常盤)

 フジテレビ系のテーマソングに選ばれたGReeeeN「ハローカゲロウ」(2月7日発売)も日常でも親しまれるであろう一曲。華やかなイントロからオリンピックのテーマソングに相応しい幕開けを飾るが、楽曲で歌われる“誰かの頑張る姿に励まされ、自らも一歩を踏み出す”というテーマには親近感が湧く。MVでは野球に打ち込む男の子とそれを見守る女の子という高校生のストーリーが描かれており、部活動に励む学生たちの応援歌としても広く聞かれる楽曲になりそうだ。

GReeeeN – ハロー カゲロウShort ver.

 日本テレビ系のテーマソングに選ばれたのは、嵐「白が舞う」(2月21日発売『Find The Answer』通常盤収録)。メンバー5人がやさしく包み込むように歌うボーカルが印象的で、いよいよ晴れ舞台に立つ選手たちの活躍を願うようなポジティブなナンバーだ。嵐の新たなウインターソングとしても聞き応えのあるサウンドメイクで、冬の定番曲の仲間入りを果たしそうな一曲である。

 テレビ東京系のテーマソングは、NOKKO「翼」(2月7日発売)。NOKKOが作詞、水野良樹(いきものがかり)が作曲、松任谷正隆が編曲を担当し、NOKKOの歌声と壮大なストリングスが深く響く極上のバラードナンバーだ。この曲で歌われる大空へ羽ばたく鳥たちのように、選手たちにものびのびと活躍してほしい。

 ここまで新曲が続いてきたが、既発曲を起用している局もある。テレビ朝日系のテーマソングは、福山雅治「1461日」(2016年発売)。同曲は、2016年に行われたリオデジャネイロオリンピックのテーマソングでもあり、2大会連続の起用となった。そして、TBS系のテーマソングには、マライア・キャリーの名曲「Hero」が起用されている。『TBSリオオリンピック2016』に続いて「感謝」が中継テーマに掲げられており、選手たちの「感謝」の思いを同曲にのせて届けていくという。

 2月25日午後20時〜22時の閉会式まで、約2週間にわたり行われる平昌オリンピック。4年に一度の冬のスポーツの祭典、各局テーマソングにも耳を傾けながら選手たちの勇姿を見届けたい。

(文=向原康太)

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