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- 2017.09.18
Perfumeの主催する“夢の対バンフェス”こと『Perfume FES!!2017』が、9月14日の大阪城ホール公演で閉幕。6月の幕張も含めた計6日間で約7万人の動員を記録した。
そのなかでも特に注目度が高かったのは、9月13日に大阪城ホールで行なわれた星野源との対バン。同じ事務所・同じ振付師(MIKIKO)といった共通点も多く、星野のライブにかしゆかが登場するなど、交流を深めてきた2組が共演し、星野の「恋」を4人で踊ったことが話題になったが、その熱狂は公演発表の瞬間から凄まじいものだった。

リアルサウンドでは、当日現地でその光景を目撃したという音楽ブロガーのレジー氏を直撃。彼はこの共演が「『待望の』という以外の言葉が見当たりません」というほど大きなものであったことを語ってくれた。
「星野源とPerfumeは、双方がファンであることもたびたび公言していましたし、音楽番組などで一緒になった際には4人での写真をSNS上にアップするなど、近い関係性にあることはよく知られていました。また、星野源の『恋』および『恋ダンス』に関する2組の“ニアミス”も、今回の共演に対するわくわく感につながっていたように思います。例えば、昨年の紅白歌合戦では出番がPerfume→星野源という思わせぶりな並びだったので『もしかしてPerfumeも恋ダンスを踊るのか?』とファンは色めき立っていましたし、『ミュージックステーション』では星野源の歌唱中に恋ダンスを座って振りコピするPerfumeの姿がテレビに映し出されたこともありました」
続けて同氏は、今回のハイライトである“恋ダンス”について、現場で起きた出来事を熱を込めた様子で以下のように語る。
「『恋』直前の『時よ』のアウトロ中に3人がサプライズ的に登場して一緒にダンス、そこから『恋』につながるという演出も素晴らしかったです。この曲のためにMIKIKO率いるダンスカンパニー・ELEVENPLAYを模したような衣装をつくるなど、双方の本気が垣間見えるステージでした。また、『時よ』『恋』を踊るPerfumeがあまりにもしっくりきていて、この曲はやはりMIKIKO先生のダンスなんだなというのを改めて感じましたし、彼女の振付が持つ記名性の高さが改めて際立ちました」
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