『VS嵐』はなぜ人気番組として愛され続けている? 嵐が果たす“架け橋”としての役割

 オリジナル体感型ゲームで対戦するバラエティ番組『VS嵐』(フジテレビ系)が、7月13日に2時間スペシャルを放送する。ゲストの山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、椎名桔平が新月9ドラマ『コード・ブルー』チームとして出演、嵐はプラスワンゲストに岡田圭右、山崎弘也を迎え、ガチンコ対決に挑む。さらには、番組内の恒例人気企画「BABA嵐 ババ抜き最弱王決定戦!!」も行われるとのこと。市村正親、上戸彩、岡田将生、小栗旬、堂本光一、戸田恵梨香、森高千里、山崎弘也がゲスト参戦し、ババ抜きの腕を競い合う。

 『VS嵐』は2008年4月より放送を開始。2009年から現在に至るまで、木曜よる7時のお茶の間を賑わせる人気番組として愛され続けている。その理由とはなんだろうか。

 まず、一つは、番組のオープニングトーク。嵐のメンバー5人が揃い、毎週仲睦まじいトークを展開する。ツアー中やレコーディングにまつわる話、メンバーの近況など、短い時間ではあるが、それぞれの様子を知ることができる貴重な時間として、ファンに親しまれている。

 もちろん、出演者たちが真剣に対決する姿を見るのも楽しい。嵐が時にはチームで、時にはペアで様々なゲームに挑戦。番組を通して、メンバーたちの運動神経の良さとチームワークの良さにふれることができる。さらに、様々な勝負の合間の、ゲストたちとのトークも見どころだ。単にゲストと対戦するだけでなく、嵐と幅広いゲストたちとの掛け合いが生み出す笑いが、『VS嵐』をここまで人気番組に発展させたと言っても過言ではない。世界的に活躍するトップアスリートやハリウッド俳優、人気子役まで、どんなゲストとも難なくコミュニケーションを図ってしまう嵐のメンバーたち。『VS嵐』はそんな嵐たちの魅力を引き出し、テレビスターであることを証明した番組であるとも言えるのだ。

 また、『VS嵐』は日本民間放送連盟が毎年春と秋に公開している、在京テレビ5社の「青少年に見てもらいたい番組」に2010年以降、選ばれ続けている。2017年春も『世界・ふしぎ発見!』(TBS系)、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)、『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)、『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』(テレビ朝日系)などの人気番組とともに選出され、子どもから大人までが安心して一緒に楽しめるバラエティ番組としての歴史を築き上げている。

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