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乙女新党 ラストライブ『乙女新党 第二幕・最終章 ~旅立ちのうた~』レポート

「心の中に乙女新党はずっとあるから」乙女新党がラストライブで見せた“党員”との絆

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 乙女新党が7月3日、TSUTAYA O-WESTにてラストライブ『乙女新党 第二幕・最終章 ~旅立ちのうた~』を開催した。

 乙女新党は2012年12月“ポジティブな2軍”をコンセプトに結成。以来、メンバーチェンジを経て3年半に渡り活動を行なってきた。グループの解散が発表されたのが、5月16日。解散ライブまでの2カ月間、彼女たちは最後のオリジナルアルバム『乙女新党 第二幕 ~旅立ちのうた~』のリリースイベントとして、都内のほかにも大阪や愛知などに住む党員(乙女新党のファンの呼称)へ最後の挨拶に訪れていた。

 チケット完売となったラストライブの舞台であるTSUTAYA O-WESTは、6人組へとメンバーチェンジを果たし、初めてワンマンライブを行った場所でもある。そんなメンバーとも縁の深い会場で最後の勇姿を見届けようと、開演前からフロアには異様な熱気が満ち溢れていた。また本公演はニコニコ生放送による生中継も実施され、全国の党員がそのステージを見守った。

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 照明が暗転し、スクリーンにライブタイトルが映し出されると、ステージにはメンバーが登場。チップチューンが特徴の6人体制第1弾シングル表題曲「ビバ!乙女の大冒険っ!!」は、<ウチらだけの冒険へ すぐにログインしてさ セーブしたての旅 始めよう>と歌われる、まさにこの日のライブの幕開けに相応しい1曲だ。ラストライブは、「あなたの理想のセットリスト」と題してファンからセットリスト予想も募集していた。この曲を1曲目として選んだファンも多いことだろう。6人体制スタート時の衣装のまま披露した「ボクだけの世界」ではメンバーが会場のファンに視線を配っていき、和風のビートと鈴の音が特徴的な「わっしょいクリスマス」では幻想的な空間を作っていった。ラストアルバム『乙女新党 第二幕 ~旅立ちのうた~』には、2人ペアでの楽曲がそれぞれ存在する。相原まり、緒方真優の仲良しコンビによる「NとS」では、磁石をモチーフにした歌詞や息ぴったりのダンスパフォーマンスからも2人の絆を感じることができた。

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 スクリーンに相原、緒方、其原有沙、長谷川愛里の4人が加入した「乙女新党 新メンバーオーディション」の様子、そして6人体制初お披露目の映像が流れると、ステージには6thシングル『キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!』の衣装に着替えたメンバーが登場。ここで、この日のライブが6人体制の乙女新党を順に振り返っていくライブであることに気づいたファンも多かったのではないだろうか。「1年、始まるよー!」と叫び歌い出したのは、ミュージカル調の「乙女の365日」。アップチューン「ファイヤイヤっ!!!」では、6色のカラフルなタオルが会場を彩った。グループ結成からのメンバーである高橋優里花、田尻あやめによる「凸凹解決せんせーしょん」を経て、清 竜人が作詞、作曲をしたことでも話題になった「ツチノコっていると思う…?♡」を披露。ダンスチューン「わんだほーにゃんだほー」を披露した後には、年少組の其原、長谷川がバラード「世界で一番君が好き」を歌い上げた。

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 ライブ後半、スクリーンに「党員のみなさんへ」と映し出されると、メンバーそれぞれがファンへこれまでの感謝を述べた映像が流れた。VTRが終了すると、実質のラストシングル表題曲「雨と涙と乙女とたい焼き」の衣装に着替えたメンバーが登場。作詞を高橋久美子、作曲を日高央、編曲をヤマモトショウとrionosが手掛けたこの曲は「女性が歌うシティポップ」をテーマにしながら、「たい焼き」をモチーフにしたユニークな楽曲だ。続けて、4thシングル「サクラカウントダウン」、デビュー曲であり前山田健一が作詞を担当した「もうそう★こうかんにっき」、2ndシングル「2学期デビュー大作戦!!」と立て続けに披露していく。中でも、「サクラカウントダウン」の歌唱中ではここまで一貫して笑顔を貫き通してきた6人であったが、相原が涙を堪え切れず歌唱に詰まるなど、会場の空気が一変したのが印象的であった。「私たちも大好きで、党員のみんなも大好きな曲」と前置きして本編ラストに披露したのは、自己紹介ソング「新・乙女新党のうた」。この曲は、1stアルバムの1曲目に「乙女新党のうた」として、そしてメンバーチェンジを経て、ラストアルバムの最後に「新・乙女新党のうた」として収録されている。<もっともっと 知ってほしい わたしたちの いろんなこと><みんなみんな ばらばらで 個性いっぱい 夢いっぱい><ステージの上は いつだって 夢みたいで 楽しくて!>、前向きな歌詞であるがラストステージで歌われる歌詞は何とも意味合いが違って聴こえてくる。其原をはじめとしたメンバーは、笑顔を保つ中で時折寂しそうな表情を見せていた。

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